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タイトルふとした優しさの抄録集
記事No26   [関連記事]
投稿日: 2017/09/13(Wed) 00:39
投稿者sasada
「優しいのは好きですか? 優しく生きたいですか?」という問いに、「はい。」と答えられた人は、是非その自分を生きましょう。社会は競争社会ですから、優しさは役に立ちません。しかし、優しく生きたい自分は素晴らしい自分です。それ以上のものは存在しません。何としてもその自分を生きましょう。

ふとした優しさを捕まえる方法です。かわいそうだと思った最初の1秒間、何とかしてあげたいと思った最初の1秒間、笑顔を見て良かったなと思った最初の1秒間を捕まえて下さい。その後は、「現実は変えない」という鉄則に従って、今までと同じようにしてください。最初の1秒間がふとした優しさです。

私達は普段、自分のことばかり考えています。そして、お互いを追い込み苦しんでいます。しかし、大きな生命の世界は、かぎりなく優しいです。そして、私達の中にも、優しいのが好きな自分がいます。ふとした優しさの自分と呼んでいます。自分には出来過ぎの自分、自分を超えた自分、不思議な自分です。

ふとした優しさは、不思議な優しさです。自分を超えています。自分のことしか考えられない自分の中から出てきたとは思えません。自分には出来過ぎの優しさです。しかし確かに自分の中にあります。その優しさが好きです。その自分を生きていきたいと思います。その時、本当の自分を生きていると感じます。

ふとしさ優しさの自分。その自分が好きで、その自分を生きたいと思えたら、嬉しいことです。その自分なら、自分を目一杯生きて、周りの人を幸せにできるからです。大きな生命の世界の中で医学的、科学的に自分の存在価値を実感できたら、不安や不満になることも、傷つくこともありません。その自分を生きられます。

優しさは、どこにでもありますが、殆どは自分のための優しさです。自己否定して、すべてを捨ててしまいたくなります。しかし、その中に砂金のようにふとした優しさが含まれています。砂金を集め続ければ大きい塊になります。確信を持てるようになります。最初の1秒間のふとした優しさを集めましょう。

裏切られる愛も、一時的な愛もいりません。つかの間の安心も役に立ちません。すぐに揺らぐ自信もいりません。しかし求め続けます。自分のことしか考えられない自分が、同じように自分のことしか考えられない相手に求め続けます。得られなくて絶望や諦めに陥ります。希望を失います。

それだけに、ふとした優しさは不思議です。ふとした優しさだけは、いつでもあります。その気で見ればどこにでもあります。消えることもありません。揺らぐこともありません。裏切られることもありません。もし、この優しさを生きることができたら、穏やかで嬉しく幸せです。

世界中の人が、優しくて喜びあえる世界が良いと思っています。しかも産業革命により、分かち合えば、世界中の人が豊かな生活ができるようになりました。しかし現実にはできません。おかしな事実です。K(人に自分の存在価値を認めさせようとする自分、ブライドの自分)のためです。「人間の価値は生かされてる医学的事実から来る」、この事実を共有できれば、すぐにでも優しい世界が生まれます。

笑顔を見たい自分(S)の中に、少しだけふとした優しさの自分がいます。これを分離することが大事です。Sの殆どは、自分のための優しさです。すべてが自分のための優しさだと思うと、自己嫌悪に陥ります。一方、少しでもふとした優しさの自分を発見できれば自分を喜べます。全く違う人生になります。

ふとした優しさは、誰にでも、何処にでもありますが、性格と世間の価値観の中にいる限りは明確にできません。性格分析で自分を縛っているものを明らかにすることと、頭をカラッポにする丹田呼吸法と、大きな生命の世界の中で、医学的に自分の存在価値を実感できれば、峻別できるようになります。生きる喜びと希望です。

ふとした優しさが好きな人は、競争社会の中ではとっても辛いです。競争すること、戦うこと、人を倒すことなどできません。ふとした優しさでは生きていけません。捨てようとする人もいるでしょう。しかし、それが自分の本心であったら、人生が意味を失います。大丈夫です。かぎりなく優しい心身医学を学びましょう。

ふとした優しさの自分を感じている時、不安も不満も傷つく自分もありません。将来の不安も、死の不安も消えています。不思議です。楽しさと嬉しさに包まれます。やはり不思議です。妄想でも、切り捨てでもありません。頭カラッポの丹田呼吸法と生かされてる医学的事実の世界だけです。これは実存です。

優しい自分がいます。しかしそれは見返りを期待する優しさです。それを見ると自己嫌悪に陥り捨てたくなります。ただその中に、「ふと」したものですが、本当の優しさがあります。それを捕まえることが出来れば、喜びと希望になります。その方法は、ふとした優しさと世間的な優しさを峻別することです。

私達の内には、ふとした優しさがあり、外の世界は、素晴らしい法則と美しい調和、さらに限りない優しさで、私達を生かしてくれています。なのにどうして、人に自分の価値を認めさそうとする自分(K)を生きるのでしょう。自分自身も社会も不幸にしています。人間の歴史を悲惨なものにしたのはKです。

ふとした優しさは、本当に不思議な優しさです。誰にでもあり、誰でもが本当は好きです。この優しさを生きたいです。そのために、大きな生命の世界の中で素晴らしい法則と美しい調和によって無条件に生かされている事実を知りましょう。本当の存在価値とご飯を得るための社会的存在価値を区別しましょう。

笑顔を見たい自分(S)の中に、少しだけふとした優しさの自分がいます。これを分離することが大事です。Sの殆どは、自分のための優しさです。すべてが自分のための優しさだと思うと、自己嫌悪に陥ります。一方、少しでもふとした優しさの自分を発見できれば自分を喜べます。全く違う人生になります。

優しさは、殆どは自分のための優しさです。しかしその中に、自分のためではない「ふとした優しさの自分」がいるかもしれません。もしいたら、その自分が好きか、その自分を生きたいか、その自分を生きられたらどんな気持ちがするかを聞いて下さい。本当の自分が生きていると感じられるか聞いて下さい。

多くの人は人間の運命などに関心を持ちません。しかしそれは巨大な諦めです。自分も我欲に染まっています。無力です。しかし誰にでも、ふとした優しさの自分があります。ふとした優しさの自分は不思議な自分です。決して諦めません。愛する人と子供達の未来を滅亡させることを見逃すことはできません。

私達は、産業革命以来、上位8人の所得が下位34億人の所得に匹敵する格差と、核兵器の文明を作ってしまいました。そして孤独と虚無と死の恐怖に支配され、希望を失い無気力化しました。弊害は子供たちに強く現れます。生かされてる医学的事実に基づく優しい文明を創りましょう。人間が滅亡する前に。

優しい自分を生きたいと思っても、自分の過去にも人間の歴史にも、方法はありません。競争社会ばかりで、生きることに絶望します。しかしそれは未来ではありません。心の時間軸を学びましょう。過去が未来を作っているだけです。生かされてる医学的事実の世界を学び、未来を見ましょう。創りましょう。

タイトル頭をカラッポにする丹田呼吸法が重要な理由
記事No25   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:56
投稿者sasada
丹田呼吸法は瞑想ではありません。精神統一でもありません。丹田に重心を置いて、一心に、吐く息を数えることで、頭をカラッポにすることです。瞑想や精神統一をしようとする自分も消えることです。心身相関が良くなり生命力を感じます。春の野を蝶が飛ぶように、温かくて優しくて自由自在な世界です。

頭をカラッポにする丹田呼吸法は、ゼロ体験のためには必須の方法です。それなしに、ゼロ体験は不可能です。ただ、多くの人はゼロ体験は持続すると思っています。それは誤解です。吐く息を一心に数えていく時、ゼロ体験になるのは、一瞬です。1秒間です。1秒間のゼロ体験を、延々と繰り返していきます。

 頭をカラッポにする丹田呼吸法と、生かされてる医学的事実を自分のものにしましょう。自分だけではなくて、大切な人も、自由自在の生き方を得て、人生を喜びましょう。

 頭をカラッポにして、ゼロ体験ができる丹田呼吸法があるから、希望が持てるのです。どんなに過去が悲惨でも、真っさらな自分を発見できます。
 そして、生かされてる医学的事実の世界があるから、生きる喜びが芽生えるのです。素晴らしい法則と美しい調和と限りない優しさで生かされてます。不思議な世界です。

物の時間は、時計の針の時間で、過去、現在、未来へと流れます。心の時間は、過去が現在を支配し、過去が未来を作っていますので、過去が続きます。過去の悩み苦しみ傷つけられた自我の痛みは、そのまま続きます。

現在を生きるためにはゼロ体験が必須です。ですから、丹田呼吸法があることがとても嬉しいのです。頭をカラッポにする丹田呼吸法は、とても素晴らしい心身医学の方法です。過去を嘆いているよりも、まず、今日も、丹田呼吸法の練習をしましょう。

ただ、丹田呼吸法は正しくしないと効果がないだけではなく、副作用すら起こします。まず、心身医学に基づく丹田呼吸法の正しい理解から初めて下さい。頭をカラッポにする丹田呼吸法が自分のものになると、健康になるだけではなく、人生が変わります。生きていることを実感できます。

心の世界では、過去が現在を支配し、過去が未来を作っています。頭でどんなに考えても、過去の繰り返しです。生き生きとした自分を実感し、ふとした優しさの自分を生きたい人にとって、丹田呼吸法はこの上もない素晴らしい方法です。今日も練習しましょう。

本当の私は、生かされてる医学的事実と、性格分析による自分の性格と、心身医学による心身相関を理解した上で、丹田呼吸法で体得します。本当の私を体得したとき、優しさと、爽やかさと、ウキウキ感が、世界と自分を満たしているのを感じます。

私達は性格に縛られて苦しんでいます。特に充実感が低下すると自滅のシナリオに飲み込まれていきます。解決は充実感を高めることです。何時でも何処でもできる丹田呼吸法です。宝物です。ただ、頭をカラッポにすることが肝心です。性格がなくても生きている自分、喜べる自分、自由な自分を体感します。

私達は、大きな生命の世界の中で医学的に生かされていて、すでに本当の自分です。しかし古くて厚い衣装を沢山着込んでいます。性格です。性格によって過去に支配されています。過去から自由になることはできません。方法が必要です。頭をカラッポにする丹田呼吸法と生かされてる医学的事実の世界です。

不安にも不満にも原因があります。その原因を徹底して明らかにします。そしてその原因に支配されている自分以外の自分を発見するために丹田呼吸法をします。原因を明らかにしないで丹田呼吸法をすれば、不安と不満を切り捨てることになります。石になる練習になります。生きている本当の自分を失います。

頭をカラッポにする丹田呼吸法を繰り返していると、一瞬ですが、過去がない瞬間が来ます。過去がない、未来もない、性格もない、不安も不満も傷ついた自分も、名前も、性別も、故郷も、国籍も、身長も、体重も、年齢もない瞬間が来ます。しかし、自分は存在しています。それをゼロ体験と呼んでいます。

頭をカラッポにする丹田呼吸法でゼロ体験をして、大きな生命の世界の中で医学的に生かされているのを実感できれば、親もその中で大事に生かされていることが見えてきます。親から愛を貰ったり、親に愛を上げる必要はありません。自分も親も、既に十分に貰っています。貰っているから生きているのです。

丹田呼吸法では頭をカラッポにすることが肝心です。心と自律神経系や内分泌ホルモン系は一体となって動いています。心は免疫系にも影響を及ぼしています。頭をカラッポにしなければ効果がありません。ただ実際には、頭カラッポは困難です。そのために、吐く息を一心に数えます。吐く息と一体化します。

タイトルとっても苦しんでいる人へ
記事No24   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:21
投稿者sasada
 社会適応のために、とっても苦しんでいて、大変な努力をしている人がいます。仕事や勉強ができなくなり、ひどい時には休職や休学になったり、うつ病になる人も珍しくはありません。非常に残念です。勿体ないことです。

 その原因は、大抵は、人に自分の存在価値を認めさせようとする自分、ブライドの自分 (K)であったり、自分の価値を認めた上での評価や愛が欲しいという自分 (PK) です。しかし、競争社会の中で、常に自分の存在価値を認めさしたり、証明し続けることは困難です。やがて自滅のシナリオに陥ります。

 しかも、本当に、心の底から、KやPKが好きであるのなら、それも仕方がありませんが、心の奥底を見ていけば、KやPKは好きではない、むしろ嫌いだという人が殆どです。やむ得ないKであり、PKです。KやPKは、目的ではなく、手段だということです。

 では、なぜ、そこまで苦しんで大変な努力をしているのでしょう。ここで、現代人の心を理解する能力が必要です。社会適応優先で生きていますから、自分の本心を知ることには努力できていません。また、まだ物の時代ですから、物を扱う能力ばかり身につけていて、心を扱う能力は皆無です。

 しかし、このような苦しみや悲劇が日常茶飯事で起こる社会になってきています。現代人の心の分析法 ( 性格分析、新型ストレス、自分分析 )を、本気で学びましょう。

 社会適応のために苦しみ大変努力している人のKやPKは、本当は何を求めてそこまで苦しみ努力しているのでしょう。学べば少しずつ分かってきます。KやPKは、親からのメッセージです。親の生き方です。

 では、なぜ。そこまで親からのメッセージを遂行しようとするのでしょうか。本人はなかなか気付けません。だから、何度も何度繰り返して、現代人の心の分析法 を学び、心の奥を見ていく必要がありますが、やがて見えてくるものは、大抵の人の場合、親の愛です。本当に欲しいのは、親の愛と承認であり、それを得るための存在価値です。

 ここまで、自分の心を見ていくことは大変なことです。特に、親への反発、抵抗、時には憎しみまである人の場合は、愛が欲しいからではないですかと聞いても、全く違うとお答えになります。ですから、何度も何度も心の奥底を見ていく必要があります。

 そして、それが納得できたら、社会適応のために苦しみ努力しているエネルギーのすべてを、本当に欲しい愛と承認を得るために使いましょう。

 親も、子供が生まれてしばらくの間は。無条件の愛で子供を育みますが、下の子供が生まれたり、親自身が自分を生きたくなれは、もうその愛はありません。しかし、子供は、その無条件の優しさが忘れられません。無意識は、生涯、その無条件の優しさを追い求めます。これは過酷すぎます。もう既に今の親にないものを求め続けることになるからです。このままでは、解決はありません。

 でも、大丈夫です。解決できます。それは、親もまた、大きな生命の世界の中で医学的、科学的に生かされているからです。素晴らしい法則と美しい調和とかぎりない優しさの世界です。親の無条件の優しさは、この大きな生命の世界のかぎりない優しさの反映です。

 今も、自分も親も、このかぎりなく優しい世界の中で生かされて生きています。この優しさを実感できれば、もう親から貰う必要はありません。愛も承認も存在価値も、もう既にもらっているのです。優しさに満たされます。

 後は、今ある能力で、社会の分業に参加すれば、ご飯は得られます。優しいのが好きな自分を目一杯生きて、社会適応もできる、自由自在の生き方です。本当に嬉しい生き方です。今、苦しみ努力しているエネルギーを、かぎりなく優しい医学的事実の世界を理解し実感することに投入しましょう。

タイトルS(笑顔を見たい自分) が、自滅のシナリオとなるとき
記事No23   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:19
投稿者sasada
 今日は、自分分析で、「S(笑顔を見たい自分) が、自滅のシナリオとなるとき」について学びましょう。

 誠実に勉強や仕事や家事をしている人がいます。それはとても良いことです。ただ、中には、やり過ぎる人もいます。精神的にも、身体的にも疲れ果てます。生命力や充実感も低下し、客観性もなくなってきます。仕事の効率も落ちてきます。ミスも起こります。それでもやり続けます。むしろ今までのマイナスを挽回するために、さらに頑張ろうとします。そんな状態で頑張るので、さらに効率が悪化し、ミスが重なります。しかし、止まることができません。そのマイナスを挽回するためにさらに頑張ろうとし、悪循環に落ちていき、最悪の場合は、過労死やうつ病に至ります。

 どうして、このような非合理的なことが起こるのでしょう。どの自分が、このように頑張っているのでしょうか? 自分分析で、探してみましょう。それが、S(笑顔を見たい自分) であるのなら、大変問題です。

 K(自分の存在価値を認めさせようとする自分、ブライドの自分) が、自滅のシナリオであることは、よくわかります。しかし、S(笑顔を見たい自分) は、Kとは全く違って、素晴らしい自分です。なのにどうして自滅のシナリオになるのでしょうか。

 まず、誰の笑顔を見たいのでしょうか? 思い当たる人の顔を一人一人思い浮かべて見ていきましょう。すぐに分かることもありますが、無意識になっていて、なかなか容易には分からないことも多いです。しかし、ここは肝心ですから突き詰めて見て行きましょう。
何度も突き詰めて見ていくと、大抵は、お父さんであったり、お母さんです。そして、それはとっても良いことです。自滅のシナリオの原因になることなどないはずです。

 しかし。これが時代の問題です。親は、子供の将来を心配しています。「ご飯が食べられるだろうか? 人からバカにされないだろうか? 辛い目に合わないだろうか?」、常に心配しています。そのために、しっかり社会適応できるように育てようとします。「社会適応できることが大事だ。良いことだ。」と言い続けます。

 社会は、悲しいことに、現在もなおかつ競争社会です。その中で、立派に社会適応するということは、常に良い評価を得られる人間にならなければなりません。成功し続けられる人間になければなりません。

 Sは、親の笑顔を見たいだけです。親を安心させてあげたいだけです。でも、そのためには、立派に社会適応するという親の願いを達成しなければなりません。競争社会の中で、常に良い評価を得る、成功し続けること、それは困難です。ここに悲劇があります。

 客観的に見れば、社会が求めていることは、それほど立派である必要はない場合も多いです。普通で良いことのほうが多いはずです。しかし、判断基準が客観的ではありません。親の期待が判断基準です。ですから、止まることができません。

 しかし、親の本心は、子供を心配しているだけなのです。親も子も、互いに優しい気持ちであり、愛し合っています。愛ゆえの悲劇です。

 でも、それが分かれば解決は難しくありません。社会適応ができるできないにかかわらず、自分が幸せであれば良いのです。笑顔で、「産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。」と言えれば良いのです。子供の笑顔と、その一言が、親にとって最高のプレゼントです。

 大きな生命の世界の中で医学的・科学的に生かされて生きている。大きな生命の世界の素晴らしい法則と美しい調和とかぎりない優しさによって、かけがえのない存在として生かされている。それを理解し実感できれば良いのです。

 頭をカラッポにする丹田呼吸法と生かされてる医学的事実があれば、誰にでも実感できます。その時、Sは、ふとした優しさの自分(Y) になっています。

タイトルKで苦しんでいるのなら、真剣にならなければいけません
記事No22   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:18
投稿者sasada
 生きていくことが苦しいという人が少なくありません。ひどい時には、うつ病になったり、休職せざるを得なくなったり、時には、生きることを諦めたくなることもあるでしょう。

 なんとしても解決しましょう。そのために、どの自分が苦しんでいるのか、自分分析で明らかにしてみましょう。NOTWKS(ノットワックス)のどの自分でしょうか?

 K(自分の存在価値を認めさせようとする自分、ブライドの自分)が、うまく存在価値を示せないことで苦しんでいるのでしょうか? もし、Kの問題で苦しんでいるのなら、真剣に考えないといけません。とてもむずかしい問題だからです。

 常に、人よりも上にいることはできません。成功し続けることも、前進拡大を続けることも不可能です。Kは自滅のシナリオです。解決のために必要なことは、Kを続けることではなく、なぜ、Kを続けようとするかを考えることです。Kを続けようとする理由は何でしょうか。

 それは、自分の存在価値を得たい、感じていたいということでしょう。現代人にとって、自分の存在価値は、最も大事なものです。自分の存在価値が感じられなくなると、自信がなくなり、憂鬱で悲しくなります。希望が感じられません。些細な事でもストレスとなり、不安と不満と傷つく自分になります。それは、確かにそうです。生きている意味を失います。

 しかし、Kで存在価値を得るという方法は、行き詰まります。逆に、存在価値を喪失することになります。逆効果なのです。このまま進めば自滅するという状態の人は、本当に真剣に考えましょう。死活問題です。Kの人は、プライドのために、なかなか本気になれないということが問題ですが、本気にさえなれれば、解決は、難しくはありません。

 では、どうすれば良いのでしょうか。それは、本当の存在価値を得れば良いことです。人間の存在形態を学びましょう。事実を学びましょう。
 
 「人間は、大きな生命の世界の中で、医学的・科学的に生かされて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在」です。

 私たちは、人の上に立たなくても、成功し続けなくても、大きな生命の世界の中で、素晴らしい法則と、美しい調和と、かぎりない優しさで生かされています。身体の調和と地球の調和と宇宙の調和が揃わなければ命がありません。大きな生命の世界の中で、既に、かけがえのない大切な存在として生かされています。これが、私たちの本当の存在価値です。

 それに対して、社会的存在価値は、ご飯を得るためのものです。確かに、ご飯がなければ生きていけませんので、社会的存在価値は大事なものです。しかし、あくまでも、ご飯のためのものです。

 ですから、社会の中では、精一杯、しかも客観的に、適切に働いて、適切にご飯を得ましょう。Kで苦しんでいる人は、是非、このことを理解しましょう。大きな生命の世界の中で、既に本当の存在価値を得ていることを知り、喜べる人生を生きましょう。結果として、仕事も家庭もうまくいき、そのことで、さらに喜べるでしょう。

タイトルオバマのツイート・ 良いこと、残念なこと、私たちにできること
記事No21   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:13
投稿者sasada
 アメリカで起きた白人至上主義者と反対派の衝突事件を受け、オバマ前大統領は、南アフリカのマンデラ元大統領の自伝を引用し「肌の色や出自、信仰を理由に、生まれながらに他人を憎む人はいない」、「人間の心には、憎しみより愛の方がより自然だ」とツイートし、数日間で、400万というツイッター史上最高の「いいね」が付いたということです。このことで、良いことと、残念なことと、私たちにできることがあります。

 良いことは、このことで、非常に多くの人が、平等で優しい社会が良いと願っているという事実が明らかになったことです。インターネットによってその願いが繋がったということは、非常に大きな希望になります。それは、とっても嬉しいことです。

 しかし、残念なことは、実際には何も変わらないことでしょう。良いお話として、すぐに消えていくことでしょう。今まで、何度も、このようなことは起こっています。期待は失望に変わり、やがてはいつもの諦めに飲み込まれていくでしょう。諦めを増やすだけだとしたら、逆に罪作りなことです。

 それは、私たちは、マンデラさんではないからです。何十年もの間、投獄されて、それに耐え抜くような精神力は持っていません。あるいは、ガンジーさんのように強い信念を持って無抵抗運動をする勇気もありません。むしろ、日常生活では、私たちは、自分のことしか考えられない自分です。良いお話だと思って、「いいね」ボタンを押しても、自分にできることは何もありません。無力感が広がります。

 しかし、私達にも、できることがあります。私たちも、自由で平等で共に生きられる優しい世界を願っています。それなら、その願いを是非、実現しましょう。そのためには、自分にできることで繋がれば良いのです。

 私たちのなかには、ふとした優しさの自分がいます。「いいね」ボタンを押したのは、この自分です。自分の中のふとした優しさの自分です。ネルソンさんやガンジーさんだけが持っている稀有の精神力や勇気ではなくて、私たちの誰もが持っているものです。これなら、私たちが、主体として参加できます。

 さらに、人間の存在形態を見てみましょう。「人間は、大きな生命の世界の中で、医学的・科学的に生かされて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在」です。人間の本当の存在価値は、医学的・科学的に大きな生命の世界の中で、生かされている事実から来ます。この事実は、誰にとっても事実です。

 ふとした優しさの自分と、生かされてる医学的事実なら、強い精神力も稀有な勇気も必要ありません。誰にとっても、自分が持っている事実です。そして、今は、インターネットの時代です。

 ふとした優しさの自分と生かされてる医学的事実で、私たちは自信を持て、世界中の人と繋がることができます。大きな流れをつくることができます。自分のために、子供たちのために、自信を持って、世界中の人と繋がりましょう。そして、その結果として、必ず、自由で平等で優しい世界が実現します。

タイトル過去から脱出するためには、人間の存在形態の理解
記事No20   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:09
投稿者sasada
私たちが、幸せに生きるには、自分だけでは不十分です。自分にとって大切な人も幸せに生きれなければなりません。共に、幸せになるために学びましょう。

そのためには、過去からの脱出、過去からの自由、過去を必要としない生き方を獲得することが必要です。

心の時間軸を理解して下さい。「過去が現在を支配し、過去が未来を作っている」からです。私たちは、過去の体験や学んだことで現在を生きています。過去が、現在を支配しています。さらに、その過去から未来を想像したり推測しています。未来と言っても、過去の投影です。

過去は、幼い頃からの不安と不満や、恐怖と怒りで一杯です。さらに、自分の存在価値を否定されたという体験があれば、悲しさと傷ついた自分が疼いています。過去から自由にならない限り、現在もその過去にいちいち反応します。

未来はその過去が投影された未来ですから、生きる希望を喪失します。その過去の繰り返しが延々と続くという絶望感に陥ります。とうてい幸せにはなれません。

では、どうして過去から自由になるのか、その方法は何か、それがかぎりなく優しい心身医学です。

まず、「人間の存在形態」を理解して下さい。「人間は、大きな生命の世界の中で医学的・科学的に生かされていて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在である」という事実です。

社会的存在価値は、ご飯のためには必要ですが、私たちの本当の存在価値ではありません。このことを理解し実感できれば、過去は消失します。

社会的存在価値を唯一だと思い込み、あるいは教えられて、競争社会の中で、ひたすら社会的存在価値を獲得することに苦しめられてきて、結局得られなかったのが過去だからです。

生存競争の中で勝ち続けることはできません。常に前進拡大も無理です。うまくいかなくなり自己否定に落ちざるを得ません。しかし、大きな生命の世界の中の本当の存在価値は無傷です。素晴らしい法則と美しい調和とかぎりない優しさの中で輝いています。何も失ってはいないのです。

ただ、この「人間の存在形態」を本当に理解し実感することが容易でないことも確かです。でも、大丈夫です。現代人の心の分析法(性格分析、新型ストレス、自分分析)と、頭をカラッポにする丹田呼吸法があります。これを学び、日々トレーニングしていくと、徐々に、しかし確実に、過去が霧散していきます。

タイトルふとした優しさ+生かされてる医学的事実で自由自在の生き方
記事No19   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:08
投稿者sasada
優しさは素晴らしいものです。しかし、その優しさの多くは自分のための優しさです。それを見ると、喜べません。ひどい時は、偽善者のように思えて後ろめたくさえなります。自信など到底もてません。

しかし、その中に、ほんの少しですが、自分のためではない優しさがあります。見返りを期待しない優しさがあります。ふと優しい気持ちになる、そのふとしたもので、すぐに消えてしまうようなものですが、不思議な優しさがあります。それを、ふとした優しさの自分(Y)と呼んでいます。ふとした優しさは、本当に不思議な優しさです。それを感じた時、不安も不満も傷ついた自分も消えています。過去の自分、セルフイメージ、性格が消えています。しかも、生き生きとした自分を感じています。普通の優しさから、このふとした優しさを分離できれば、そして、この優しさを生きていければ、とても素晴らしく嬉しい生き方になります。

しかし、残念なことに、ふとでしかありません。すぐに消えてしまいます。どうすれば、ふとした優しさを育てて、それで生きていけるようになるのでしょうか。

それが、生かされてる医学的事実です。生かされてる医学的事実を理解すれば、人間は、大きな生命の世界の中で、医学的に生かされて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在であることが分かります。人間の価値は、生かされてる医学的事実から来ることが理解できます。社会的存在価値は、衣食住と身の安全を得るためのもので、人間の本当の価値を決めるものではないことがわかります。

社会的存在価値から自由になれます。NOTWKS(ノットワックス)から自由になれます。なぜなら、NOTWKS(ノットワックス)は、社会的存在価値を得るための方法だからです。社会的存在価値を本当の存在価値だと思いこんでいるかぎり、NOTWKS(ノットワックス)から自由になれません。ふとした優しさは、競争社会を生きるためには役に立たないものとして無視されます。普通の優しさは、自分のための優しさとして、ひどい時には嫌悪すらされます。

かくして、優しさが好きで、優しさを生きていきたいと思っても、社会的存在価値を本当の存在価値だと思っているかぎりは、優しく生きることはできません。

しかし、NOTWKS(ノットワックス)では、「自分を生きたい自分」と「社会適応しようとする自分」との葛藤で新型ストレスになり生きてはいけません。適当なところで妥協する諦めの人生が続きます。

自分はそれで良くても、子供たちは壊れていきます。折角、優しさが好きなのですから、優しさを生きましょう。それには、S(笑顔を見たい自分ー殆どは自分のための優しさ)から、Y(ふとした優しさの自分ー見返りを期待しない優しさ)を分離することと、人間の存在価値は生かされてる医学的事実からくることを理解すれば良いのです。

自由自在、無尽蔵の楽しくて嬉しい生き方が開けてきます。

タイトル生かされてる医学的事実は差別や対立を超える
記事No18   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 16:07
投稿者sasada
 世界中の人が、優しい世界を望み、物質的にも豊かに生きられるはずなのに、現実は、戦いと格差と核の世界です。こんな世界を子供たちにプレゼントできません。人間の存在形態を学びましょう。「人間の価値は生かされてる医学的事実から来る」、世界中の人がこの事実さえ共有できれば、優しい世界ができます。

 社会的存在価値が、人間の価値を決めるものだと多くの人は思っています。しかし、「人間は、大きな生命の世界の中で、医学的に生かされて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在」です。社会は、人間が衣食住と身の安全を得るために作ったものです。

 社会的存在価値は重要ですが、ご飯を得るためのシステムであり、国や地域や民族によって異なります。また、時代によっても大きく違います。社会的存在価値で人間の価値を決めているかぎり、対立を超えられません。

 人間愛、ヒューマニズムも素晴らしいですが、簡単に、自分のための愛に変質してしまいます。

 人間の本当の価値は生かされてる医学的事実から来ます。それが理解されれば、社会的存在価値や自分のための人間愛を超えられます。優しい世界が実現します。

タイトル新型ストレスのKK型ーGさんのKとKの不安による新型ストレスの苦闘
記事No17   [関連記事]
投稿日: 2017/09/12(Tue) 15:19
投稿者sasada
新型ストレスのKK型

Gさんは、39歳の男性です。会社員ですが、仕事がうまくいきません。さすがにこのままでは駄目だと自分でも感じ始めました。本人としてはきちんとやっているつもりですが、ミスが起こります。

Gさんは、自分を生きたい第1の自分が、K(人に自分の存在価値を認めさせようとする自分、プライドの自分)で、社会適応しようとする第2の自分もKの不安であるようです。

Kは、成功し続けなければなりませんが、永遠に成功し続けることなど到底できません。また、常に人の上にたとうとするので、嫌われます。ということで、Kは、必ずKの不安を伴います。不安を感じたGさんは、流石に、なんとか社会適応しようとしますが、Kの不安でするためにトンチンカンです。

社会適応をする場合、N(愛や評価を貰うために良い子になる自分)やO(ご飯のために社会適応する自分)であれば、会社や相手の人の望んでいることを考え、それに合わそうとします。

しかし、Kは自分が判断基準です。自分勝手な社会適応になります。言うべきでないところで自己主張をし過ぎたり、やらなければならないことを放置したりします。

しかも、自分は、ものすごく自分を押さえて社会適応しているという意識ですから、うまくいくはずはありません。自滅のシナリオになっていきます。解決のためには、まず、この心の動きを理解するところから始めましょう。