医学的絶食療法(ファースティング)の身体的効果
実例1は、50才の女性で主婦の方です。
身長160cm、体重70.3Kgで肥満と糖尿病、高血圧の改善が目的です。
16日間の標準コースの結果、体重は4Kg減り、血糖は最初 226mg/dlと中程度の糖尿病でしたが、128mg/dlまで低下し、ほとんど正常近くまで改善しました。
また、血圧は最高血圧が162、最低が100mmHgでしたが、 132/80mmHgと簡単に正常化しました。
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ファースティング前 |
ファースティング7日後 |
復食8日後 |
| 血糖 mg/dl |
226 |
111 |
128 |
| 血圧 oHg |
162/100 |
120/82 |
132/80 |
| 体重 Kg |
70.3 |
66.2 |
66.2 |
| 肥満度 % |
25.8 |
18.4 |
18.4 |
実例2は、54才の男性で会社役員の方です。
身長は166cm、体重が77.5Kgとかなりの肥満ですが、お酒飲みの指標であるr−GTPが異常な高さで、アルコール性肝障害を起こしています。毎日浴びるほどお酒を飲んでいるのでしょうね。
それから、総コレステロールが高い。悪玉コレステロールの運びやさんであるベーターリポ蛋白も高い。中性脂肪も高い。高脂血症ということですね。さらに、血糖も高いので糖尿病。血圧も高いので高血圧です。
生活習慣病の問屋さんのような方です。この調子で10年もいけば、肝硬変か心筋梗塞で命を落とされることでしょう。
ところが、16日間の標準コースを終わった時点では、r−GTPはもう少しかかりそうですが、総コレステロール、ベーターリポ蛋白、中性脂 肪、血糖、血圧も正常化してしまいました。ドラマチックな効果です。
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ファースティング前 |
ファースティング7日後 |
復食8日後 |
| r−GTP mU/ml |
379 |
339 |
195 |
| 総コレステロール mg/dl |
256 |
261 |
180 |
| ベーターリポ蛋白 mg/dl |
1103 |
968 |
572 |
| 中性脂肪 mg/dl |
355 |
196 |
134 |
| 血糖 mg/dl |
167 |
104 |
116 |
| 血圧 oHg |
152/112 |
130/80 |
118/80 |
| 体重 Kg |
77.5 |
72.1 |
71.8 |
次の図は、入所時のデータにより、5〜10群に分けて、医学的絶食療法(ファースティング)による変化を見たものです。
最高血圧、最低血圧を見ると、高い群ほど低下し、最初から低い群では、あまり低下しません。簡単に血圧が下がるという驚きとともに、最低必要な血圧はどのような状態になっても維持するという強力な生命維持機能が働いていることに感動をおぼえます。
血糖、中性脂肪、αーGTPについてもほぼ同様の変化が見られます。総コレステロール、尿酸はファースティングで一過性に上昇しますが、復食後は高い群ほどファースティング前より減少します。
これらの変化の主役は、自律神経系や内分泌ホルモン系です。見事な調和のとれた素晴らしい対応をしています。
医学的絶食療法(ファースティング)は、自分の中にある生命力を引き出し高めるものです。外から、何か特殊な効果があるものを加えるわけではありません。回復しているのは、自分自身の生命力です。
最初、充実感が低下していた理由は、現代人の5つの間違いによるものです。生かされてる医学の5つの発見によって、今後の生活でも、生命力を高めて生きていくことができるはずです。
