生かされてる医学のカウンセリング(性格分析1)
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タイトル 自分でおれなくなったとき、生きる希望を失う
投稿日: 2014/03/24(Mon) 00:17
投稿者sasada

人間は、自分が自分でおれなくなったときに、生きる希望を失います。

E、D、N、K、Sも、それが満たされたときに感じるものは、それら自体の満足感だけではなくて、自分が自由であること、自分自身でおれるということです。

自分が自分でおれることの満足と喜びを感じます。

一方、それらが満たされなくなったときには、不自由であり、制約であり、支配されることであり、悲しみであり、自分が自分でおれません。

生きていく意味を失います。

人間、特に、現代人にとっては、このことは決定的に大事なことです。

現代人が、絶望状態にあることにさえ気がつかない最悪の絶望状態にあるというのは、

自分が自分でおれないことが、最も苦痛なことで、生きる希望を喪失させているものであるにもかかわらず、それを理解できず、無気力・無感動化しているということです。

今日も、多くのことを書きました。

皆さんには、結論を書かずに、考えてもらおうと思い、それぞれの文章は、未完の形にしています。

ただ、自分が自分でおれないことが、現代人の私たちの生きる希望を喪失させているものだということは、直接書かないと、理解できないことだろうと思い、今日の講義の最後として書いている次第です。

すぐに理解できる方もおられるでしょうが、なかなか理解できない方もおられるでしよう。

理解できない方は、そのまま学び続けてください。

学び続ければ、必ず、お分かりになるでしょう。

なぜ、生きる希望を喪失しているかが。

なぜ、時には、死にたくなるのかが。

自分が自分でおれない限り、生きる希望は喪失し、生きる苦痛ばかりが増えてきます。

無気力・無感動化するか、死にたくなるのは当たり前でしょう。

自分が自分でおるためには、Fの選択が必要ですが、

Fを選択したからといって、実感として、自分を感じることはできません。

Fzero体験をして、初めて、自分を感じます。

Fの選択は、Fzero体験への過程にしか過ぎません。

Fzero体験は、西洋文明では出来なかったことです。

そのために、ルネッサンス文明は、今、崩壊しようとしています。

新型ストレスで無気力・無感動化した人間が、核の文明を持っているという恐ろしい状況です。

Fの選択ということは、近代自我の目覚めと確立ですので、まさに、ルネッサンス文明の中身です。

西洋文明の到達点ですが、それは、近代自我は、新型ストレスと核の文明に到達したということです。

近代自我は、新型ストレスと核の文明に陥り、解決方法を持っていないという恐ろしい現実に直面したのです。

私たちの自我、すなわち近代自我が、生きる希望を喪失するのは、当然のことなのです。

歴史を見ないから戸惑ったり、不安になったり、虚無になったりするのですが、歴史的に見れば、当然のことが起こっています。

近代自我を越えなければなりません。Fを越えなければならないのです。

ニーチェのように、超人などと、わけの分からないことを叫んでも意味がありません。

ドストエフスキーのように、ラスコリーニコフに大地に接吻させても、何も解決しません。

キェルケゴールにいたっては、街角で野垂れ死にしています。解決どころではありません。

ゴーギャンは、私たちは、どこから来て、何であって、どこへ行くのか?という題を、最後の絵に付けましたが、描いた絵は陳腐なものでした。

サルトルのように、嘔吐をしても、何も始まりません。

ランボーのように、砂漠の幌馬車隊の隊長になっても、何の解決にもなりません。

私たちの新型ストレスは、確実に進行し、無気力・無感動化の波は、世界を覆っています。

核の文明は、誰も、管理する能力も、無毒化する能力もないままに、廃墟になろうとしています。

西洋文明は解決方法を持っていませんが、では、東洋文明は良いのかと言うと、そうではありません。

東洋文明は、曖昧模糊として、無力です。

Fzero体験は、ファースティングと丹田呼吸法を使いますから、東洋文明ではないかと思われますが、

単に、断食と坐禅を持ってきただけで、新型ストレスと核の文明が解決されるはずはありません。

Fzero(Fo)体験は、6つの刀の助けを借りています。

死の直視、医学的事実によるYuの理解、Yuの歴史観、性格分析、E(ご飯)の確保、ISCです。

Fzero(Fo)体験は、この6つの刀があって初めて可能になるものです。

6つの刀によるFzero(Fo)体験は、西洋文明でも東洋文明でもありません。

新しいYuの文明です。


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