タイトル | : そんな優しさでは守れない |
投稿日 | : 2014/03/21(Fri) 00:06 |
投稿者 | : sasada |
日本人は、優しい。
しかし、本当に優しいのだろうか。
この度の大震災でも、自分の食べ物を分けて与えた人もいる。
自分の命を犠牲にして、人の命を守った人もいる。
確かに、涙が出るほど、優しい。
しかし、子供たちは、どうだろう。
日本中の小学生や中学生は、生き生きとして学校へ行っているだろうか。
将来の夢や希望を持っているだろうか。
自分は、愛されている大事な存在だと確信しているだろうか。
子供たちに、生きていく楽しさや、夢や希望を与えられない国とは、社会とは、大人とは、一体何なのか。
本当に優しいのか。
今回の原発事故で、子供たちに、大量の放射能を浴びさせてしまったこの国の大人たちは、本当に優しいのか。
権力を握っている大人たちが悪者であることはわかっている。
むしろ問題なのは、私も含め、多くの名も無い優しい人達が、結局は、事なかれ主義であり、長いものには巻かれ、あきらめ切っていることだ。
あきらめて、優しいだけでは、子供たちを守れない。
子供たちを守れない優しさは、本当の優しさではない。
そんな優しさなら捨てたほうが良い。
そんな優しさでは、子供たちを守れない。