タイトル | : 不安は人生を消費していく |
投稿日 | : 2014/03/20(Thu) 21:03 |
投稿者 | : sasada |
不安で、苦しんでいる人は、大変多いと思います。
今日は、「バラバラさん」を取り上げてみましょう。
「バラバラさん」は、EとAが高いのが特徴でしたね。
Eは、自己防衛本能ですから、不安を感じます。
Aは、人の欠点を見る能力ですから、人は、警戒しなければならない存在、敵と見えます。
不安があって、周囲は敵という感じですから、本当に大変です。
「バラバラさん」のままでは、生きていけないので、何とかしょうという人は、仮面さんになります。
Eを切り捨てようとする人は、「クールさん」、「あんたが悪いさん」、「伝統さん」になります。
人とくっ付くことにより、不安を緩和しようとする人は、Bを高めて、「ボロぞうきんさん」を演じます。
しかし、「仮面さん」になって、不安を切り捨てようとしても、人とくっ付くことによっても、不安が消滅したわけではありません。
不安は、いたるところにあります。常に、切り捨てたり、人とくっ付くかなくてはなりません。
しかも、やがて、歳をとり、病気になって死ななくてはなりません。不安は、拡大していきます。
人生が、不安を切り捨てたり、人とくっ付くことで消費されていきます。
本当の自分を生きたいと言っても、本当の自分を発見するための方法や能力を得ることに、時間を割くことなどできません。
現代人の不安は、非常に奥深いものです。しかし、原因がなくて起こることはありません。必ず、原因があります。
それを、知らなければ、人生が、不安を切り捨てることや、人とくっ付くことで終わります。
不安は、根本解決をめざさない限り、人生を消費していくものです。
不安の根本解決とは何かを考えましょう。