タイトル | : 不満、腹立ち、怒りは、DかKか? |
投稿日 | : 2014/03/13(Thu) 13:46 |
投稿者 | : sasada |
美味しいケーキを食べたいと思っています。
性格診断では、Dです。欲求満足本能です。快楽本能です。
食べられないと、不満になります。腹が立ちます。怒ります。
ただ、この怒りは、美味しいケーキが食べられたら、すぐに消えます。
しかし、Kの怒りだとすぐには消えません。
順番が違った。私より後の人のところに先に持っていった。私を軽んじている。馬鹿にしている。許せない。
勿論、後の人に先に持っていけば、Dも怒ります。
それは、欲求を満たしたいのに、遅くなるからです。早く食べたいのに、我慢しなければならない時間が長くなるからです。
でも、Dは、満たされれば、怒りはなくなります。
美味しいケーキを食べることが目的なので、ケーキを食べられれば、満足だからです。
しかし、Kだと、こうはいきません。
その後も、延々と、怒りは続きます。自分の存在価値が否定されたのですから、怒りはおさまりません。
折角のケーキも、美味しくなんかありません。腹立たしいだけです。
Kにとっては、自分の存在価値が大事です。
自分の存在価値が満たされて、美味しいケーキを食べられれば、初めて満足なのです。
Kは、やはり自我です。
ただ、自分で自分の存在価値を感じる能力がなく、世間の評価で存在価値を得なければならない自我です。
Dの怒りと、Kの怒りを区別することができるようにならないといけません。
そして、たいていの人、たいていの場合の怒りは、Kがあることによって起こります。
そして、このKを貫けば、嫌われ者になりますから、Dだけではなく、EとNも失います。
EとNを失うことは怖いですから、Kを押さえなければなりません。
EとKの葛藤ならばエックです。
NとKとの葛藤ならばネックです。
怒りの中には、勿論、Fが押さえられるという怒りもあります。
このFの怒りは、別のところでお話します