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タイトル6つの自分の間の葛藤を当てはめる
記事No95
投稿日: 2014/03/26(Wed) 21:06
投稿者sasada
新型ストレスでは、6つの自分の間の葛藤を当てはめていきます。

「自分を押さえて、社会適応しようとする自分」は、

E(ご飯のために、自分を押さえて社会適応しようとする自分)と

N(良い評価や優しさを得るために、自分を抑えて社会適応する良い子ちゃんの自分)

の二つです。

「自分を生きたい自分」は、

D(快楽したい自分)

F(自分でいたい自分、自由に生きたい自分)

K(人に自分の存在価値を認めさせようとする自分)

S(人の笑顔が見たい自分)

の4つです。

2つの「社会適応しようとする自分」と、4つの「自分を生きたい自分」の間で、新型ストレスは起こるのですが、

2つの「社会適応しようとする自分」の間でも、葛藤が起こります。

N(評価と優しさ)を得ようとするあまり、E(ご飯)が犠牲になって、損をすることをしようとするというような場合です。

また,4つの「自分を生きたい自分」も、その間で、葛藤が起こります。

FとDとの葛藤、FとKとの葛藤、FとSとの葛藤、

KとDとの葛藤、KとSとの葛藤、

SとDとの葛藤、

が起こります。

最初の学びのときは、「社会適応しようとする自分」と「自分を生きたい自分」との葛藤というように当てはめをしますが、

上達してくれば、上記のように、6つの自分のすべての間で、新型ストレスを当てはめていきます。

これは、何をしているのかと言いますと、心の中で起こることを、すべて明らかにする作業をしているということです。

FとKが葛藤するとします。

人間関係の中に入って、K(人に自分の存在価値を認めさせようとする自分)をしていると、まさに、人間関係の渦の中に飲み込まれ、

F(自由に生き生きと生きたい自分)は、窒息し、空しさを感じます。

この葛藤で、エネルギーを喪失すれば、社会適応への能力が著しく低下し、

N(評価と優しさ)とE(ご飯)が危なくなります。

途端に、F(自由に生き生きと生きたい自分)とE(ご飯のために、自分を押さえて社会適応しようとする自分)の葛藤であるフェッド、

FとN(良い評価や優しさをもらうために、自分を押さえて、良い子になる自分)の葛藤であるファンド、

K(人に自分の存在価値を認めさせようとする自分)とNの葛藤であるネック、

KとEの葛藤であるエックが動き出します。

こうしてパニック状態となり、ますます消耗して、自滅のシナリオへと進んでいきます。