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タイトル成功したいKと失敗し続けるKー KK
記事No64
投稿日: 2014/03/16(Sun) 11:44
投稿者sasada
(新型ストレスについて、まだ良く理解されていない方は、「リバウンドさせない心身医学講座」の新型ストレスの講義を見てからお読みください)


Kとは、プライドや自尊心が強く、自意識過剰の自分です。

Kの強い人は、どうなるのでしょう。

特に、失敗を繰り返すKの人は、どうなるでしょう。

Kは、うまくいっていても嫌われます。

まして、失敗ばかり繰り返せば、

N(評価と優しさ)は、もらえません。孤立と孤独が深まります。

E(ご飯)ももらえません。不安が、どんどん強くなります。

やっと気がついて、EやNをしようとします。

少しは出来たとしても、

やはり、Kが許しません。

こうして、失敗し続けるKは、

孤立と孤独、ご飯の不安、傷つく自分が、延々と続くことになります。

エックやネックの場合、

EやNが、Kより強い人、

EやNと、Kが同じぐらいある人、

EやNより、Kが強い人、

の3通りあり、それぞれ様相が違います。

上に書いた失敗し続けるKの人は、EやNより、Kが圧倒的に強い人です。

Kは、どんなに実力を付けていても、成功し続けることはできません。

ある時期までは、うまくいったとしても、その時期が過ぎると、急激に失敗し続けるKになります。

K以外で生きる能力を育ててこなかったからです。

普通のKの人は、そんな実力も身につけていませんから、成功する時期は限られています。

すぐに頭を打ちますので、嫌々ながら、EやNの対応をしなければなりませんが、

嫌々ながらですから、うまくいくはずはありません。

よって、エック、ネックという新型ストレスが延々と続くことになりますが、K優位ですので、

「私は、正しい。私は、本当はもっと出来るはずだ。こんなことで、終わる人間ではない。」という思いが渦巻いています。

この思いが強いので、たとえ、生かされてる医学に出会っても、学ぶことが出来ません。

エックやネックの診断がついたとき、その後はどうするかと言うと、自分分析です。

自分分析によって、E、D、N、F、K、Sと、さまざまな自分がいるという事実を知ります。

そして、どの自分を生きたいかを問います。

それが、Fだったら救われます。

Fzero体験のトレーニングがあるからです。

しかし、Kが優位の人では、K一本になっています。

成功したいK、しかし、それはやがて失敗に終わり、失敗し続けるKになります。

しかし、Kに成功したいのです。

よって、成功したいKと失敗し続けるKだけになります。KKです。

自分分析が出来ないために、たとえ、生かされてる医学に出会っても、学べないということになります。