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タイトル不満、腹立ち、怒りは、DかKか?
記事No59
投稿日: 2014/03/13(Thu) 13:46
投稿者sasada
美味しいケーキを食べたいと思っています。

性格診断では、Dです。欲求満足本能です。快楽本能です。

食べられないと、不満になります。腹が立ちます。怒ります。

ただ、この怒りは、美味しいケーキが食べられたら、すぐに消えます。

しかし、Kの怒りだとすぐには消えません。

順番が違った。私より後の人のところに先に持っていった。私を軽んじている。馬鹿にしている。許せない。

勿論、後の人に先に持っていけば、Dも怒ります。

それは、欲求を満たしたいのに、遅くなるからです。早く食べたいのに、我慢しなければならない時間が長くなるからです。

でも、Dは、満たされれば、怒りはなくなります。

美味しいケーキを食べることが目的なので、ケーキを食べられれば、満足だからです。

しかし、Kだと、こうはいきません。

その後も、延々と、怒りは続きます。自分の存在価値が否定されたのですから、怒りはおさまりません。

折角のケーキも、美味しくなんかありません。腹立たしいだけです。

Kにとっては、自分の存在価値が大事です。

自分の存在価値が満たされて、美味しいケーキを食べられれば、初めて満足なのです。

Kは、やはり自我です。

ただ、自分で自分の存在価値を感じる能力がなく、世間の評価で存在価値を得なければならない自我です。

Dの怒りと、Kの怒りを区別することができるようにならないといけません。

そして、たいていの人、たいていの場合の怒りは、Kがあることによって起こります。

そして、このKを貫けば、嫌われ者になりますから、Dだけではなく、EとNも失います。

EとNを失うことは怖いですから、Kを押さえなければなりません。

EとKの葛藤ならばエックです。

NとKとの葛藤ならばネックです。

怒りの中には、勿論、Fが押さえられるという怒りもあります。

このFの怒りは、別のところでお話します