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タイトルPKを救うためにはーKであることの明確化
記事No4
投稿日: 2014/01/18(Sat) 22:46
投稿者sasada
本能から、目覚めた自我は、不安を感じます。

「衣食住と身の安全」と「自分の存在価値」の両方を、自分で得なければなりません。

Kは、自分の存在価値を認めさせるために、逆らう相手を、すべて打ち倒し、支配者となり、衣食住と身の安全も獲得します。

しかし、Kは、相手からも攻撃されます。世間からも批判されます。悪者です。すべては敵ですから、1人で戦わなければなりません。隙を見せたり、弱くなれば、いつでも、叩き潰されます。

よほど強いKならできるでしょうが、PKには、そんなことは、とても怖くて、できることではありません。

PKの特徴は、不安が強いということです。戦うのが、怖いということです。考えただけでも、恐ろしくなり、震えが来ます。いや、考えることすらしたくないでしょう。思い浮べることさえしないでしょう。

ということで、PKは、不安のために、世間的に良い子になり、認めてもらうという方法を選びます。「私は、認めて欲しいだけなのです」ということになります。

表面的には、Nで良い子を演じていますが、根底はKですから、やはり、比較と競争です。他の人と一緒では駄目です。ましてや、他の人よりも下位では我慢できません。

結局、これは、自分が一番にならなければ納得できないということです。

PKは、どこまで行っても、Kです。自分を捨てることはできません。すべての関心は、自分の存在価値です。

PKの問題点は、自分はKだとは思っていないということでしょう。Nだと思っていることでしょう。ちょっと良い子だ。かなり良い子だと思っていることでしょう。

「いえ、私は、駄目な子です。自信もありません。」と言う人も多いかもしれません。

しかし、それは、PKだから駄目な子ですということではなく、良い子になることに成功できなかったからではないでしょうか。

この点は、とっても微妙で、とっても大事な点なのですが、なかなか理解できないことですので、最後にもう一度書いています。

いずれにせよ、成功しなかったのは、PKだからです。PKで、良い子に成功するはずはないでしょう。PKであるかぎり、人生は、失敗の連続です。依存と攻撃の連鎖では、うまくいかなくなるのは当然でしょう。

PKで大事なのは、PKであることの自覚です。Nではなく、PKであること、PKであったから、失敗の連続であったことを明確に知ることです。

自分の存在価値を得ることが悪いことではありません。それなくして、人間は、生きていけません。自我が目覚めた以上、自分の存在価値を感じなければ、人間として生きることを、喜べません。

ただ、それを世間の評価で得ようとすることで、比較と競争に巻き込まれて、自滅のシナリオに飲み込まれるのです。

しかし、私たちには、方法があります。自滅のシナリオから脱出する方法を持っています。

「Eですか、Dですかか、Nですか、Kですか、Fですか、Sですか?」と聞いてください。

何度も何度も繰り返して聞いてください。

Kが好きだったら致し方がありません。好きなKを生きてください。

しかし、Kが好きではなかったらKを生きる必要はありません。

ただ、この当てはめは、厳密にやってください。

PKは、良い子を演じます。良い子を演じたいPKにとって、Kは悪者です。世間から批判される悪い子です。

ですから、PKが、「Kは嫌です。嫌いです。」と言うのは、むしろ普通のことなのです。

どこまで行っても、不安を強く感じるPKは、不安の解決を、良い子を演じることによってしようとします。

不安になればなるほど、良い子に固守します。「Kは嫌いです。PKも嫌いです。」と言いかねないのです。

そして、「こんなに本気になってやろうとしているのに、どうして、認めてくれないのか。」という不満と攻撃に陥りかねないのです。

安心が、ほしいです。安心が感じられたら、正しい当てはめができるようになります。

不安の強い方は、まず、安心を得ることを優先させましょう。

毎日、このホームページを見てください。そして、少しつらいでしょうが、我慢して読んでください。

これは、あなたのために書いているのです。あなたが、自滅のシナリオから脱することができるようにと願いながら書いているのです。解決方法はあるのです。それどころか、自由自在の生き方を得られるのです。それが、分かっていただければ、厳しいですけれども、少し、安心が得られるでしよう。

丹田呼吸法をやりましょう。丹田呼吸法は、続けていけば分かりますが、本当に、宝物です。自分の中で、少しずつ何かが育ってきます。

少し安心できたら、また、やってみましょう。

あなたが好きなのは、Eですか、Dですかか、Nですか、Kですか、Fですか、Sですか?

生きてみたいのは、Eですか、Dですかか、Nですか、Kですか、Fですか、Sですか?