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タイトルPKは依存と攻撃、自滅のシナリオです
記事No3
投稿日: 2014/01/18(Sat) 18:30
投稿者sasada
PKは、自滅のシナリオです。早く、理解をして、解決へ進まなくてはなりません。

しかし、PKの人が、本当に、PKから脱出し自由自在の生き方へと進めるかというと、なかなか難しいかもしれません。

PKの根底には、不安があります。この不安を解消するために、社会の評価を得ようとします。

社会の評価を得るために、相手を倒してでも、自分の存在価値を認めさせようとするのが、Kでした。

謙虚におとなしく、「認めて欲しい」というのがPKでした。

これは、人への依存、社会への依存です。

そして、認めてもらうために、Nになります。良い子になるということです。

自分を抑えて、一生懸命努力し、尽くしています。当然認めてもらえると思うのに、認めてもらえません。

なぜなのか。どうしてなのか。不満が出てきます。不満と攻撃です。

不安で自信がなく依存する自分。もう一方では、攻撃する自分。この二つが、PKの特徴でしょう。

特に、問題なのは、「世間的には正しいことをしている、認められるべきことをしている、私は正しいことをしている」という自分です。不満になる自分、攻撃する自分です。

不満になる自分は、私は正しいと思っているので、悪いのは、認めてくれない人です。相手が悪いのですから、自分に問題があるとは、受け止められません。

一方、不安になる自分は、PKだから自滅するので、PKを手放すべきだと理解できるかもしれません。しかし、それを手放したら、自分の正しさは、何によって証明するのでしょうか。手放したら、残るのは、自信のない自分だけです。

そんな不安な状態には、耐えられません。

当てはめをすれば、不安で自信のない私になってしまいます。

当てはめをすることは、良いことだということならできます。心の勉強をして、世間的に良い子になるというのならできます。

しかし、それは、当てはめではありません。評価を得るためのもの、認めてもらうためのものになります。

当てはめは、その自分を当てはめることです。その自分が、PKであると当てはめることです。

対策としては、どうするか。

第一は、この心の動きの仕組みを理解してください。

第二は、良い子になって、社会から評価や賛辞を受けるのは、N(良い評価や優しさを得るために、自分を抑えて社会適応する良い子ちゃん)であって、PKではないということです。

PKは、Kです。自分を捨てることなどできません。自分は、良い子を演じているのでPKとは思っていないのですが、外から見ると、よく分かります。

やがて嫌われて、孤立と孤独になり、一人ぼっちで死んでいく運命から逃れることはできません。

この点は、大変重要だと思います。良い子を演じているので、世間から評価と賛辞が得られるのが当然だと思っている限り、私は、正しいことをしている、私は正しいという観念から逃れられません。

しかし、事実は違うのです。単なる独りよがりに過ぎないのです。PKの人に、世間は、評価も賛辞もくれないのです。まして、評価や賛辞が得られないときに、不満になったり、攻撃しているようでは、認められることがないのは当然です。

ここの誤解を正しく理解してください。自分を捨てて犬になれるのであれば、Nです。しかし、なれないのなら、PKです。

第三は、やはり、徹底して、当てはめの練習をすることです。

当てはめをすれば、自分の存在価値を見失うので、できなくなると、先ほど書きました。確かにそうです。

しかし、少し安心があれば違うかもしれません。すべては、目覚めた自我が、不安を感じることから起こっていることですから、少し、安心できれば、客観的に見ることができるかもしれません。

そのためには、是非、毎日、このISCのホームページに来て学んでください。時には、厳しいことを言ったり、書いていますので、つらいかもしれませんが、毎日毎日、来て学んでいただきますと、少しずつですが、何かが変わってきます。

丹田呼吸法もやってみましょう。やっているうちに、だんだん、体が温かくなってきて、また、何かが変わります。

変わらなくてもやり続けてみましょう。

さらに、健康道場に入所したことのない方は、一大決心をして、健康道場にも入所してださい。

頭で考えているだけでは、同じことの繰り返しですが、このような行動をしていくことによって、私たちは、初めて変わっていけるのです。進んでいけるのです。

勿論、本当の解決法は、Fo体験です。ただ、「Fo体験が唯一の解決方法である」ということを確信できるようになるには、もっと多くのことを学んでいかなくてはなりません。

希望を持って、一つ一つの学びと行動を積み重ねていきましょう。