タイトル | : ごく少数の人を丁寧に育てる理由 |
記事No | : 118 |
投稿日 | : 2014/04/06(Sun) 23:54 |
投稿者 | : sasada |
ごくごく少数の人を、延々と時間をかけて育てています。
考えてみると、本当に気が遠くなるようなことをしています。
しかし、これが、現代人が必要としていることなのです。
社会適応だけが問題なら、多くの人を教えたり、指導することができます。
数学でも、英語でも、大教室で、大多数の人を教えることが出来ます。
生き方にしても、社会適応が目的なら、大ホールで大勢の人が同時に学ぶことが出来ます。
しかし、現代は、一人一人が、自我に目覚めた時代です。
自分を生きたいのに生きれないという時代です。
当たり前ですが、一人一人は、非常に違います。
ベストセラーの小説を読んで何になるのですか?
ベストセラーになる本は、極めて多くの人の共通の問題について書いてくれていますが、あなた個人については書いてくれていません。
あなたの中の多くの人に共通する部分については明らかにしてくれるかもしれませんが、あなた自身については、明らかにしてくれません。
著者は、あなたを知らないのですから。
皆と一緒に生きるのなら、それも良いでしょう。社会適応するだけで良いのなら、過去の方法も役に立つかもしれません。
個人的な問題と言っても、自分の家庭の困った問題とか、独り身で病気になったらどうしようかとか、そういう単に個人的な問題という話しであれば、ベストセラーも役に立つかもしれません。
しかし、問題が、本当の自分を生きたいとか、自分の山を登りたいということである場合は、そのようなことでは、全く役にはたちません。
だからこそ、あなたは、悩み、苦しみ、しかも、戸惑っているのではないですか?
従来からある悩みや、苦しみなら、本屋へ行けば良いはずです。
生き方を教えてくれる講演会や、さまざまな会もあるではありませんか。
なぜ、戸惑っているのでしょうか?
あなたにぴったり合う本も講演会もないからではありませんか?
あなたにぴったり合う服などありません。
第一、服は、あなた自身ではありません。
多くの服を着れば、ますます自分ではなくなります。
あなたは、古くて窮屈な服など脱ぎ捨てて、自由に生きたいのではありませんか?
戸惑うのは、本も、講演会も、結局は、他人になることを教えている、他人の山を登ることを勧めていると感じるからではありませんか?
ほとんど無気力、無感動化しているのに、心の奥底では、強烈な自我の願いと叫びが生きています。
その自我の願いと叫びは、そのままでは、確実に、自滅のシナリオです。
しかし、それは、素晴らしい人間の願いであり、叫びです。
その願いを実現したい!
それが生かされてる医学です。
Yuトレーニングの6つの刀とFzero体験です。
手間暇はかかります。気が遠くなるようなサポートです。
しかし、これが、現代人の私たちが必要としているものである以上、ごくごく少数の人を丁寧に育てるという形にならざるを得ないのです。
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