タイトル | : 今宵会う人 みな美しき |
投稿日 | : 2012/05/08(Tue) 16:24 |
投稿者 | : sasada |
「 清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 今宵会う人 みな美しき 」
という与謝野晶子さんの歌がありました。
みな美しきと感じるのは、晶子さんの心です。
幸せに満ちている時、世界は美しく見えます。
また、夜桜を見る人は、比較と競争の社会を、ひと時忘れて、桜の美しさに感動しています。
晶子さんの心もYuであり、桜を見る人もYuの子です。
Yuがわからないと言う人がいますが、Yuはありふれています。
ただ、幸せ一杯の時も、桜に感動している時も、いつまでも続かず、すぐに比較と競争の社会に連れ戻されるだけです。
私たちはYuの子であり、この世界はYuの世界ですから、比較と競争の社会が消えれば、人も私もこの世界も、そのまま、すべてYuなのです。
ただ、比較と競争の社会が消えるのが、ごく一瞬であるだけです。