タイトル | : 親を安心させてあげたい自分がいるーYuの子の自分 |
投稿日 | : 2012/03/22(Thu) 00:09 |
投稿者 | : sasada |
親を安心させてあげたい自分がいる。
親に幸せになって欲しい自分がいる。
親の笑顔が見たい自分がいる。
これは、何なんだろう。
良い子になって、親からの評価が欲しい自分?
その自分も確かにいる。
でも、それだけではないようにも思う。
時には、自分のことはどうなってもいい。安心させてあげたい。喜ばせてあげたいと思う。
この自分は、何だろう。
それは、自分のことしか考えられない自分では、当然ありません。
決して、間違ってはいけません。混同しては、いけません。
それは、N(評価と優しさが欲しい自分)ではありません。
E(ご飯が欲しい自分)でもありません。
K(自分の存在価値を人に認めさそうとする自分)でもありません。
それらの自分なら、時には、自分を犠牲にしようとなど思いません。自分のことはどうなっても良いなどとは思いません。
それは、Yuの子の自分です。
親に対して、自分のために、親の評価や愛が欲しいという自分と、自分が犠牲になっても、親を安心させてあげたいという自分がいます。
これは、全く違うものですが、殆どは、混同されています。
この混同は、果てしなくグルグル回って、わけが分からなくなり、著しくエネルギーを消耗させるものです。
心のなかで、親と別れることができません。分離不安を起こします。
分離不安というと、子供のままの自分で、親と別れると生きていけないので、別れられないと思われています。
そのような人もいるでしょうが、自分のために不安になることと、親が心配だから別れられないという二つのことが重なっている人もいます。
二つのことが重なっていると、わけが分からないままに、社会生活も、結婚生活も、壊されていきます。わけが分からないままに、結婚できない方も多くいます。
優しさがあるがゆえに、自滅していきます。
そう、優しさがあるから、自滅するのです。
この当てはめは、極めて重要です。
当てはめられなければ、優しさがあるがゆえに自滅するからです。
何としても、ここは、当てはめをして、N(自分のために評価と優しさを求めている自分)と、Yuの子の自分を明確化しましょう。
それが、できたら、自分を喜べるはずです。
そして、自分がYuの子を生きることが、親を本当に安心させてあげることになるのだということを理解できたら、今までの、息苦しさ、心配から解放されるでしょう。
自由自在の生き方ができるのではないかという希望が芽生えてくるでしょう。