タイトル | : PKの診断はどうするのか |
投稿日 | : 2012/03/05(Mon) 22:11 |
投稿者 | : sasada |
毎日、PKについて書いています。
これだけ書いていても、一向に、自分がPKだということに、気がつかない人もいます。
これが、PKの一つの特徴かもしれません。
PKは、良い子を演じています。世間的に見て、正しい自分ですから、自分に問題があるとは、なかなか思えないかもしれません。
しかし、それでは、自滅のシナリオが進行するだけです。
「Eですか、Dですか、Fですか?」、「人生で欲しいものは、安心ですか、快楽ですか、自分を生きることですか?」
一番基本の問いを、もう一度やってみましょう。
不安が強いときには、「安心」と答えるかもしれません。
それなら、安心が満たされたら、人生は十分なのかを、考えて見ましょう。
安心を満たすには、犬になればよいのです。自分を捨てて、何時でも、誰に対しても、「はい」と答えればよいのです。
それはできないというのであれば、一番欲しいものは、安心ではないのです。
あるいは、何でも思うようにできて、安心が一杯あると想像してください。それで、人生が終わってもよいのでしょうか。
それでは、何のための人生か分からないというのであれば、安心が一番欲しいものではないのです。
快楽についても、同様です。今度は、獣になれますかと問うてください。
何もかも、かなぐり捨てて、快楽のために、獣になれますか。それで、人生が終わっても、満足ですか。
いや、それだけでは、嫌だというのであれば、快楽が一番欲しいものではないのです。
だとしたら、欲しいのものは、自分を生きることでしょうか。
ただ、よく分からないかもしれません。自分を十分生きたことがなければ、よく分からないのは当然でしょう。
では、犬でよいのですか。獣でよいのですか。
いや、それでは嫌だという自分がいたら、その自分は何でしょうか。
それが、Fです。
自分を生きたいと、強く思っておられる方は問題なく、Fです。しかし、そのような人は多くはないでしょう。
大抵の方は、自分を生きたことがないし、むしろ、自分を抑えて生きてこられている方も多いですから、自分を生きたいとは、即答できません。
ですから、犬にも獣にもなりたくはない、それで一生を終わりたくないという自分がいたら、それが、Fだと理解してください。
このFは、あいまいですが、まぎれもなくFです。
何度も何度も、このFを確認してください。
やはり、Fですね。
ここは、大事ですので、Fであることが納得できるまで繰り返してください。
そして、Fだと納得できれば、もう一度、今までのPKの講義を読み返してください。
随分理解しやすくなったのではないでしようか。自分がPKであることを納得できるようになったのではないでしょうか。
PKと診断がついたら、真剣に解決を考えましょう。
放置すれば、確実に、自滅のシナリオです。