生かされてる医学のカウンセリング(性格分析3)
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タイトル 日常生活の全てをYuのトレーニングへ
投稿日: 2011/05/04(Wed) 21:10
投稿者sasada

 HJ(本当の自分を生きたい自分)の人が、E(人の評価を気にする子供)へ向かえば、自滅です。

  Eへ行くということは、社会適応であり、HJを抑えて犬になることですから、HJは窒息して、いずれは破壊したくなります。だからといって、HJの人が、HJにとどまれば、我がままに過ぎませんから、やはり自滅です。

  HJの人は、Yu(ユー)へ行くしかありません。Yuトレーニングをして、Yuの子となる以外に、解決はありません。自由は得られません。

  ですから、HJの人は、すべてを捨ててでも、Yuトレーニングをしましょう。

  しかし、全てを捨ててでもと言っても、私達は日常生活をしています。生活しなければなりません。生活費を稼がなくてはなりません。これを捨ててしまうと、生活ができなくなります。

  では、どうするのか。その回答は、日常生活の全てをYuトレーニングにすることです。

  Yuトレーニングは、Zero体験と6つの果物ですが、まずは、6つの果物のなかの性格分析を使うトレーニングです。

  性格分析で、対人関係を中和するトレーニングにする工夫です。

  A(きびしい親)の強い人がいます。この人に対して、どう対処するかということです。Aが強いので、攻撃してきます。こちらも、ついついAを刺激されて、Aで対応してしまいます。過剰に警戒したり、恐れて萎縮したり、時には逆に攻撃的になり、自滅のシナリオになります。

  このAの強い人は、なぜAなのかを分析すると、大抵はE(自己防衛)です。自分を守るために、犬になる場合は「ボロぞうきんさん」ですが、先制攻撃する場合は「あんたが悪いさん」です。大抵のAは、この「あんたが悪いさん」です。

  あるいは、D(欲求満足本能)を満たしたいのに、邪魔されたので腹が立っているのかもしれません。この場合のAは、単なるわがままであり、不満です。Aの原因は、EかDですから、それが見えると、ちょっと余裕が出てきます。

  そして、このAの強い人も、「いつかはYu(ユー)の人となる人」です。

  人生の最後の日まで、Yu(ユー)なしで生きることはできません。仕事でも家庭でもいつも成功し続けることはできません。人生には常に挫折があり、最後には、老いと死が来ます。

  逆に言えば、人生には、Yu(ユー)を知る機会がちりばめられているのです。どんなに強圧的な人でも、どんなに攻撃的な人でも、所詮は、世間体の人であり、「我」の人です。世間体や「我」に行き詰まります。「いつかはYu(ユー)の人となる人」です。

  Aの強い人に対するときは、一息ついて、「いつかはさん」と見るトレーニングにしましょう。

  一方、可哀想な人がいます。可哀想な人を見ると、ついついこちらもB(優しい親)が刺激されて、何とかしてあげたくなります。一緒に悲しんだり、悩んだり、自分も余裕はないのに、自己犠牲までして助けてあげようとします。

  Aも問題ですが、実は、Bのほうが、もっと問題なのです。Bのほうはのめり込んで、自己犠牲してしまうので、このBに取り込まれてしまうと、際限が無くなります。
 
  では、どうして正しくBに対応するかということですが、「生かされてる医学」から見れば、「幸せとは、Yu(ユー)を知ること」です。

  たとえ、失敗や挫折があったとしても、それがYu(ユー)を知るきっかけになれば、それは良い機会です。Yu(ユー)を知るきっかけにならなければ、どんな幸せも無意味です。これが、「生かされてる医学」の幸福感です。

  この立場から見れば、可哀想な人は決して可哀想ではありません。一生懸命に助けようとしているのは、世間体を考えてはいませんか。社会適応するのを助けているのではないですか。

  それは、折角のYu(ユー)を知る機会を奪っていることになるかもしれません。可哀想な人も、「いつかはYu(ユー)の人となる人」です。可哀想な人を見れば、一呼吸置いて、「いつかはさん」だと見るトレーニングにしましょう。

  対人関係がトレーニングになれば、次は仕事です。仕事をFYu(ユー)のトレーニングにすることです。皆と一緒の仕事やナンバー・ワンをめざす仕事をするのではなく、オンリー・ワンの仕事にすることです。

  Yuトレーニングをするのは、オンリー・ワンの生き方です。FYu(ユー)を生きさえすれば、結果として当然オンリー・ワンの生き方になり、仕事もオンリー・ワンの仕事になってきます。

  しかし、最初からYuの子にはなりませんから、仕事もオンリー・ワンの仕事ということにはなりません。

  むしろ、皆と一緒の仕事や、ナンバー・ワンの仕事に傾斜していく自分を、オンリー・ワンの仕事をめざすのだと、明確に軌道修正を繰り返していくことが、Yuトレーニングになります。

  私達は、どうしても世間的な感情に支配されています。皆と一緒の仕事や、ナンバー・ワンの仕事が良いのだという感情です。

  しかし、自分がHJである以上、Eの仕事はできません。最初はできても、やがて嫌になってきます。投げ出したくなってきます。最後は、壊したくなります。壊してでも自由になりたくなります。

  それは、もう時間の浪費です。「生かされてる医学」に出会い、Yu(ユー)を知った以上、オンリー・ワンの道を行きましょう。工夫に工夫がいります。時間もかかります。

  しかし、それはYuの子を生きる道ですから、困難があったとしても喜びがあります。この困難と喜びが、Yuの子になるための絶好のトレーニングになります。少し勇気を出して、絶好のトレーニングにしましょう。


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