タイトル | : お返事ー現実は変えない |
投稿日 | : 2011/05/12(Thu) 00:22 |
投稿者 | : sasada |
通りがかりに見ると、街角に素敵な喫茶店があった。美味しいコーヒとケーキがありそうなので入った。でも、出てきたのは、まずいコーヒとひからびたケーキだった。
この喫茶店が気に入ったのなら、まあ文句を言わずニコニコして何回か通えば、マスターも特別に気を入れて美味しいコーヒを入れ、新しいケーキをだしてくれるかもしれません。この店が気に入っているのですから、文句をたらたら言っても、事態は悪くなるだけでしょう。
お店は二の次で、美味しいコーヒとケーキが欲しかったのなら、別にこの喫茶店でなくても良いのですから、次のお店を探しましょう。
でも、ふと気づくと、コーヒとケーキは、それほど欲しくなかったのかもしれません。本当は、生きている感動や本当の自分を感じたいのに、それができないので、なんだか寂しくて、ケーキを食べて紛らわそうとしただけかもしれません。
それなら、お店もコーヒやケーキもどちらでも良いことで、感動や自分を感じるトレーニングに全力を打ち込むことです。
たとえ話で、わかり易くなったのか、かえって混乱が強くなっただけなのか分かりませんが、「生かされてる医学」が「現実は変えないでおきましょう」と言っている意味は、もしあなたの目的が、「本当の自分を生きて、自分の山を登る」トレーニングをすることであるのなら、現実は衣食住の確保のためですから、なるべく今まで通りのほうが衣食住を確保しやすいのではないですかということに過ぎません。
現実を変えるほうが、トレーニングをしやすいのであれば、変えるほうが良いですし、変えることによって、衣食住に取られる時間や精神的負担が増えて、かえってトレーニングがしにくくなるのなら、今まで通りのほうが良いですねということです。