生かされてる医学のカウンセリング(性格分析3)
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タイトル 「Yu(ユー)を信じる」は、あり得るのか?
投稿日: 2011/05/12(Thu) 00:13
投稿者sasada

  「生かされてる医学は、宗教ではありません」と、いつも明言しています。ですから、「Yu(ユー)を理解する」、「Yu(ユー)を知る」という言葉は使いますが、「Yu(ユー)を信じる」という言葉は使っておりません。

  しかし、「Yu(ユー)を信じる」という言葉を使いたいときは、現実には多くあります。そのときは、使ってください。大いに使いましょう。

  信じるという言葉は、信仰という宗教的な意味で使われますが、生かされてる医学で使う意味は、全く違います。その違いを明確にさえしておれば、問題はありません。

  宗教の問題点は、神や仏の存在を証明できないことです。キリスト教であればキリストの言葉を、仏教であればお釈迦さんの言葉を信じる以外にありません。

  しかも、まだ本人が生きているのなら、「これは正しいですか、間違っていますか?」と尋ねることもできますが、二千年以上も前に死んでいる人です。残っているのは、弟子が書いたものや、その後の信者が書いたものです。どこまで正確なのか、さっぱり分かりません。

  このようなものを信じる以外に、神や仏の存在を確認する方法がありません。だからこそ、信仰なのでしょう。信仰する以外に方法がないからです。

  生かされてる医学は違います。誰にでも自分で確認できる医学的事実を原点としています。Yu(ユー)の存在の証明は、自分で確認できます。宗教とは無関係ですし、信仰は必要がありません。

  ですから、「神や仏を信じる」ということと、「Yu(ユー)を信じる」ということは、全く異なったことなのです。

  「Yu(ユー)を信じる」ということは、目の前には島が見えていた。島があるのを確認していた。しかし、突然、濃い霧がでてきた。島が見えなくなった。不安だ。でも、この方向に進めば、島に到着できるということを信じるというのと同じです。

  生かされてる医学で、信じるというのは、実在するものが、一時的に見えなくなっただけなのです。それで不安になり、「不安を振り払うために信じる」ということが必要になっただけなのです。

  宗教のように、実在するかどうか分からないものを、教祖の言葉によって、実在すると信じようとすることではないのです。

  私たちは弱いものです。充実感のあるときは、何でも出きるように思えますが、すぐに充実感をなくし、不安や不満やイライラという感情に支配されます。

  どんなにあがいても、もがいても、力を出そうとしても、ますます不安に引きずり込まれるだけという情けない状態が常に起こります。

  この道を行けば、Yu(ユー)の世界に行ける。自由と優しさと喜びが得られる。それが頭で分かっていても、進めません。

  昼間なら行けるでしょう。しかし、夜で真っ暗です。振り返れば、今まで住んでいた街の灯りが見えます。あの街へ戻りたくなります。

  「まだ、あの街でも何とかなるかもしれないよ。こんな暗闇で、どこへ行くの。本当に自由が得られる街なんかあるの。だまされているだけじゃないの。戻ろうよ。仲間も待っているんだから」、心の中では、甘いささやきが聞こえます。

  もう、何度、同じ事を繰り返しているか分かりません。戻っては、やはりFが窒息して、また出発しようとする。その繰り返しです。

  それは、分かっているのです。頭では、Yu(ユー)が存在すること、Yu(ユー)しかないことを確信しているのです。

  ただ、真っ暗闇になると、怖くて進めないのです。本当にどうしょうもないのです。この時が、「Yu(ユー)を信じる時」です。「不安を振り払うために、Yu(ユー)を信じる時」です。

  「Yu(ユー)を理解する」、「Yu(ユー)を知る」は、昼間の時はできます。充実感があり元気な時はできます。しかし、暗闇の時には、とうていできません。不安という感情に支配された時、人間は無力です。人間の頭は、役に立ちません。

  いかに、Yu(ユー)が真実だといっても、私達の過去の不安は、私達を暗闇に陥れてしまうからです。

  しかし、その暗闇の時でも、「Yu(ユー)を信じる」ことはできます。「Yu(ユー)を信じる」ことは、強力な力で、私達をYu(ユー)に引き寄せてくれます。Yu(ユー)と一体化させてくれます。

  Yu(ユー)を信じた時、不思議なエネルギーと優しさと勇気を感じます。暗闇の時は、Yu(ユー)を信じましょう。それ以外に、私達にできることはないからです。


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