タイトル | : 前世の記憶はありません |
投稿日 | : 2011/05/10(Tue) 20:58 |
投稿者 | : sasada |
まず、死は終わりではありません。「死んだらおしまい」は、唯物論です。「すべては、物から発生した。」と考える考え方で、証明は一切ありません。
事実として、細胞から私は発生していません。ですから、細胞の死によって、私は消滅しません。
ただ、記憶は脳細胞に蓄えられています。脳細胞は、細胞ですから死によって消滅します。脳細胞に蓄えられた記憶も、死によって消滅します。
これは、Yu(ユー)の思いやりでしょう。「平安時代の仇討ちを、平成で!」ということでは、とても「本当の自分」を生きている暇はありません。
死によってリセットされるということで、新しく自分を生きることができるのです。
ですから、過去にも私は存在したのですが、その記憶はありません。過去にも存在し、来世でも存在するというだけです。
過去や来世のことを、見てきたように語る人がいますが、すべてペテン師です。人間には過去の記憶がないことが正しいことですし、まして未来の記憶などというものはあるはずがありません。