タイトル | : 自分とYu(ユー)との関係だけ |
投稿日 | : 2011/05/08(Sun) 15:29 |
投稿者 | : sasada |
人は全てYu(ユー)の子ですが、自分がYu(ユー)の子だとは知りません。「自分で生きてる」、「偶然の産物」、「死んだらおしまい」という自己否定の固定観念に縛られて、苦しんでいます。
人生の最大の幸せは、Yu(ユー)を知ることですから、人が喜んで生きれることをするというのは、Yu(ユー)を伝えること、伝えたいと願うことですか、という質問は、正解です。
では、どうしてYu(ユー)を伝えるかという具体的な方法です。それは、自分がYu(ユー)を生きることです。
自分さえYu(ユー)を生きれば、自然と周囲が変わります。自ずとYu(ユー)が伝わります。ただ一心に、自分とYu(ユー)との関係だけを考えてください。
それでは「我」になるのではないかと危惧される方もおられるかもしれませんが、それは間違いです。
Yu(ユー)の宇宙観、歴史観、死生観、Yu(ユー)のかぎりない優しさを自分のものにしていくことですから、まさに自分を生きながら、「我」から離れて自由になる道です。あるのはただ一つ、自分とYu(ユー)との関係です。
では、人との関係はどうなるのかということですが、それは、自分がYu(ユー)を知るきっかけです。
対人関係に悩んだり、傷つけられたときは、自分がYu(ユー)から離れて自己否定に陥っているときです。ですから、それは、もっとYu(ユー)と一体化しようというきっかけです。
この人にもYu(ユー)を伝えてあげたいと思うときは、伝えるということはどういうことなのか、やはり自分がYu(ユー)と一体化することが伝えることだと再認識するきっかけです。
仕事のことで行き詰まったときは、自分はどういう仕事をするのが良いのか、どういう仕事なら、自分がYu(ユー)と一体化できる仕事になるのかと考えるきっかけです。
その意味で、社会はありがたいものです。対人関係での苦しみがなければ、寝たままの人生で終わるでしょう。伝えたいと思う人がいなければ、「ふとした優しさ」は育たないでしょう。
仕事をしなくても良いのなら、工夫を凝らすことは難しいでしょう。それらは、すべてYu(ユー)に集中するためのきっかけを与えてくれます。
社会の中でいろいろな難儀が降りかかってきているのに、Yu(ユー)だけに集中していては、対応できないのではないですか、危ないでしょう、と思われるかもしれませんが、それは逆なのです。
自動車の運転でも、運転に集中しているときは、前の車も、信号も、何もかもよく見えます。しかし、頭の中が、心配事や腹が立つことやイライラで一杯になっているときは、前も後ろも周囲もよく見えません。
それと同じ事で、Yu(ユー)に集中していけば、社会のことが見えなくなるのではなくて、かえってよく見えてきます。安心して一心に、自分とYu(ユー)との関係だけに、集中してください。