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タイトル本当の自分を生きるために
記事No79
投稿日: 2011/05/07(Sat) 11:09
投稿者sasada
第1段階。
「本当の自分を生きよう 自分の山を登ろう」という言葉を聞いたとき、気分が随分楽になります。

「自分の山」を登るために必要なのは、自分だけだからです。地位も名声もお金も世間体も、あってもいいが、役には立ちません。だから、無くても大丈夫です。支障はありませんということを知るからです。

ただ、「自分の山」は、最初は良いのですが、そのうちに孤独と孤立であることを感じます。しかも、自分は、我ばっかりで真っ黒けです。100%悪の我です。それを見つめることは、辛いこと、寂しいこと、耐え難いことです。しかし、世間には帰れません。帰りたくありません。

しかし、その次に、 「かぎりなく優しいYuによって生かされてる」という事実を知ります。この事実を知ると嬉しくなります。

孤独と孤立から救われるからです。自分がYuの子であることを知り、自己否定から自由になれるように思えます。

しかし、また間もなく停滞が来ます。感動は消えて、Yuが分かっているのか、分からないのか、よく分からないように感じます。空しさや失望に取り付かれます。

Yuを知るというのは、自力です。自分の力で知ろうとしています。それは、我です。頑張っても、頑張っても、我です。我の空しさに落ちます。


第2段階。

自分の中に、「ふとした優しさ」を発見します。我で真っ黒な自分の中に、不思議な優しい花が咲いています。

自分の心の中に、「ふとした優しさ」、「自分を越えた優しさ」があり、捨てられた犬を見て、可哀想だと思う心があります。テレビでアフリカの難民キャンプの子供達を見て、可哀想になる自分がいます。何とかしてあげたいと思います。

我の自分」のときよりも、「ふとした優しさの自分」のときのほうが、うれしいです。癒しを、安らぎを感じます。希望を感じます。

「ふとした優しさ」を感じている自分が本当の自分だ、「ふとした優しさ」を生きることは、自分の喜びだ、「ふとした優しさ」生きて生きたいと思います。

第3段階。
「ふとした優しさ」を育てる実践です。後は、日々、ささやかですが、生かされてる医学の5つの方法によるトレーニングを継続していくだけです。「ふとした優しさ」を分かち合う喜び、共に喜ぶ喜びが感じられ、自分がYuの子だと実感できてきます。