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タイトル今宵会う人 みな美しき
記事No554
投稿日: 2012/05/08(Tue) 16:24
投稿者sasada
「 清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 今宵会う人 みな美しき 」

という与謝野晶子さんの歌がありました。

みな美しきと感じるのは、晶子さんの心です。

幸せに満ちている時、世界は美しく見えます。

また、夜桜を見る人は、比較と競争の社会を、ひと時忘れて、桜の美しさに感動しています。

晶子さんの心もYuであり、桜を見る人もYuの子です。

Yuがわからないと言う人がいますが、Yuはありふれています。

ただ、幸せ一杯の時も、桜に感動している時も、いつまでも続かず、すぐに比較と競争の社会に連れ戻されるだけです。

私たちはYuの子であり、この世界はYuの世界ですから、比較と競争の社会が消えれば、人も私もこの世界も、そのまま、すべてYuなのです。

ただ、比較と競争の社会が消えるのが、ごく一瞬であるだけです。