「自分の山を登るー２１世紀の健康医学をめざしてー」を見られたり、「今日の講義」を読まれて、Ｙuに対して、関心を覚えなかった方の場合には、申し訳ないですが、私の心身医学は、何の役にも立ちません。

このような講義を読んでいただいても、時間の浪費にしかなりませんので、そのまま立ち去っていただければと思います。

しかし、もし、「自分の山を登るー２１世紀の健康医学をめざしてー」を見られて、Ｙuについて知りたいと思われたら、その気持ちが、消えないように、意識して、掴んでください。

もし、「今日の講義」を読まれて、Ｙuが良いなと思われたら、その瞬間を、繰り返し、思い出し、定着させてください。

ほんの少しでも、心が動いた方は、是非、その瞬間を大切にしてください。

それは、無意識であるかもしれませんが、あなたが、心の底で望んでいた世界へ行ける切符かもしれないからです。

日常生活の中では、ふとしたＹuへの関心や、Ｙuへの好感など、ほんとうにふとしたもので、すぐに、消えてしまいます。

普通に周りにある紙切れと同じだと思って、ゴミ箱に捨ててしまうかもしれません。ゴミ箱に捨ててしまえば、その切符は、もう、二度と戻らないかもしれません。

Ｙuへの気持ちがあるのに、Ｙuを知らないままで人生が終わる人がいたら、それは、悲しいことです。あまりにも残念であり、惜しいことです。だから、この講義を書いています。

あなたが、心の底で望んでいた世界へ行けるかもしれない切符は、どうか大切にして下さい。

それは、小さな紙切れですが、駅へ行けば、汽車に乗れる切符です。

社会的に、どんなにたくさんのものや、立派なものを持っていても、切符がなければ、汽車には乗れません。

何も持っていなくても、何もできなくても、切符さえ握り締めていれば、汽車に乗れます。

Ｙuに惹かれる心は、Ｙuの世界への切符です。

Ｙuの世界へ行く汽車には、その切符がないと乗れません。

十分絶望したから、十分苦しんだから、あなたは、その切符を手にできたのです。

もう、絶望も、苦しみも、いりません。