健康道場では、常時、カウンセリングをしています。私は、直接はしていなくて、わたしが育てたスタッフがしています。

しかし、カウンセリングの前後には、担当するスタッフと予習と復習を必ずして、適切な指示をだしていますので、私がしているのと、ほほ同じです。

内容は、その方の悩みや苦しみをお聞きし、一緒に考えるというような、普通のカウンセリングではありません。

悩んだり苦しんでいる自分は、どの自分かを当てはめます。

なぜなら、悩んだり苦しんだりしている自分が、Ｋ(自分の存在価値を人に認めさそうとする自分、プライドの自分)であった場合を考えてください。

Ｋは、果てしない競争ですから、自滅のシナリオです。解決はできません。救うことはできません。

また、悩んだり苦しんだりしている原因が、ＫとＮ(良い評価や優しさを得るために、自分を抑えて社会適応する良い子ちゃんの自分)との葛藤、すなわちネックであったという場合も考えてください。

ネック、すなわち新型ストレスは、終わることのない葛藤です。自滅のシナリオです。解決はありませんし、救うこともできません。

当てはめをやっていって、確かに、Ｅ、Ｎ、Ｄ、Ｆzero、Ｋの自分はいるが、そして、それらの自分が９９％ではあるが、ごくわずかＹu(人の笑顔を見るのが嬉しい自分、ふとした優しさの自分)がいる場合はどうでしょう。

そして、Ｙuの自分が好きで、Ｙuの自分が、本当の自分と思え、Ｙuの自分を生きてみたいと思うときはどうでしょう。

Ｙuの自分なら、悩みや苦しみから抜け出すことができます。

抜け出すどころか、無一物、即無尽蔵、自由自在の生き方を得ることができます。

これが、私のやっているカウンセリングのやり方です。

自分のことしか考えられない自分(Ｅ、Ｎ、Ｄ、Ｆzero、Ｋ)で苦しんでいる自分を、解決したり救ったりできるのであればやろうと思います。

しかし、何度も申し上げているように、自分のことしか考えられない自分を救うことは無理です。

何度カウンセリングをしても、同じことの繰り返しで、時間ばかりが過ぎていきます。

人間は、長くは生きれないのです。やがて死ななくてはならないのです。まもなく死ななくてはならないのです。

だから、当てはめに徹しているのです。

特に、Ｋの発達した現代人を救うには、それ以外の方法がないのです。

このカウンセリングを、インターネット心療内科にお越しいただいている皆さんにも、受けていただく機会を作ろうと考えています。

それでは、今日も、当てはめをしてみましょう。

今日の自分は、今の自分は、さきほどの自分は、Ｅですか、Ｄですかか、Ｎですか、Ｋですか、Ｆzeroですか、Ｙuですか？

繰り返してやってみましょう。

今日の自分は、今の自分は、さきほどの自分は、Ｅですか、Ｄですかか、Ｎですか、Ｋですか、Ｆzeroですか、Ｙuですか？