タイトル | : F(自分の山を登りたい自分)と駆け落ち |
記事No | : 46 |
投稿日 | : 2011/05/04(Wed) 21:53 |
投稿者 | : sasada |
「自分の山を登ろう」と気持ちが決定できたとき、ほとんどの問題は消失します。
たとえば、「好きな人」となら駆け落ちできます。地位も名誉も親も財産も世間体も、みんな捨てられます。
問題は、「好きな人」はやがて「嫌な人」、「退屈な人」に変わるのが人の世の常だということです。人間関係は接近するからトラブルになります。愛や恋も、遠い間は燃えますが、くっついてしまえば駄目になるのは当然といえば当然です。「好きなもの」、「好きなこと」も同じです。
もう一つの問題は、「好きな人」がいないときです。このときは、地位も名誉も親も財産も世間体も、とても捨てられません。捨てたら何もなくなってしまいます。しがみついて生きる以外はありません。
こうして、E(自己防衛本能)とD(欲望満足本能)に振り回されて一生が終わります。
しかし、自分の心の中に、F(自分の山を登りたい自分)を発見できたときすべては変わります。
「本当の自分を生きる、自分の山を登る」というのは、「最も好きなこと」です。嫌いになることも退屈になることもなく一生涯喜べることです。 必要なのは自分だけです。自分さえあれば他に何も要りません。そして、人間である以上、誰の心の底にもF(自分の山を登りたい自分)はあります。
ただ、F(自分の山を登りたい自分)は最初は弱々しく希薄なものです。はっきりと意識さえされないものです。
しかし、F(自分の山を登りたい自分)とは、人生がE(自己防衛本能)、つまり安心を求めるだけの人生では嫌だ、D(欲望満足本能)、つまり面白おかしく生きることを求めるだけの人生では嫌だ、それでは空しいという気持ちです。
E(自己防衛本能)だけでも、D(欲望満足本能)だけでも嫌だという気持ちが、ごくごく少しでもあれば、F(自分の山を登りたい自分)の芽生えがあるのです。 あとは、生かされてる医学の5つの方法によるトレーニングを繰り返し実践するだけです。実践し続ければ、少しずつ、人生が変わります。見える世界が変わっていきます。
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