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タイトル丹田呼吸法で、互いに幸せな人になろう
記事No294
投稿日: 2012/02/01(Wed) 23:18
投稿者sasada
丹田呼吸法は、坐禅の呼吸法を、24時間使えるようにしたものです。

30年前、健康道場に着任してすぐより、坐禅を取り入れてやっていました。

ただ、初めての人や、慣れない人は、足を組んで坐禅をすると、呼吸ができないことに気が付き、呼吸だけを取り出して、確実に身に付くようにしました。

また、この方法であると、24時間できるので、効果は、抜群になります。

勿論、きちんと足を組んでする坐禅は必要ですので、両方やっていくということになります。

身体を活性化し調和することと、頭をカラッポにして、心身相関を高めることにより、自分の中にある生命力と充実感がよみがえるというのが、丹田呼吸法の効果の現れる理由です。

心身医学の素晴らしい体得の方法なのです。

しかし、丹田呼吸法が、心身医学の素晴らしい方法であるとは、まだ誰も知りません。

心身医学は、西洋の医学から発達してきたものです。

西洋の文化は、自我を育てて完成させようとする文化です。

結局、それは、自我の際限のない肥大となり、自己中心主義の拡大となり、現代文明を崩壊の危機へと追い込んでいるものです。

頭をカラッポというのは、東洋の無の文化です。

頭をカラッポにしなければ、肥大した自我が作った人間の価値観だけしか見えません。

社会の価値観だけしか見えず、人生と人間の運命が行き詰まります。

西洋の心身医学は、身体医学だけでは駄目だという指摘をしたわけで、理論は大変良いものなのですが、残念ながら、体得の方法を持っていません。そのために、薬に頼らざるを得ないというジレンマを持っています。

私たちは、心身医学の素晴らしい体得の方法を持ったのです。

是非、丹田呼吸法を自分のものにして、自分ができるようになれば、周囲の人にも教えてあげて、少しずつ、その輪を世界に広げ、皆でお互いに、最も幸せな人々になりましょう。