タイトル | : Yu(ユー)が分かるということは |
記事No | : 240 |
投稿日 | : 2011/05/22(Sun) 21:36 |
投稿者 | : sasada |
「Yu(ユー)が分かった」、あるいは「Yu(ユー)が分からない」という言葉や質問をよく受けます。
「生かされてる医学」の会員の方にとって、これは最大の問題ですので当然のことですし、それを強く意識していただくことがトレーニングとして最も大切なことです。
ただ、それだけに「Yu(ユー)が分かる」ということの本当の意味をよく理解しておいていただきたいのです。
トレーニングはしていただかなくてはなりません。カウンセリングを受けながら、性格分析、ファースティング、丹田呼吸法、生かされてる医学の5つつの発見、このれらを繰り返し繰り返しトレーニングしてください。
ただ、これらのトレーニングをして、自分の頭で分かろうというのは、「我増強人間」になることです。
トレーニングを、しても、しても、分かりません。努力を積み上げても分かりません。いいえ、トレーニングすら十分はできません。情けないことです。辛いことです。このまま分からないのでは何をしているのか本当に分からなくなります。
こんな私です。しかし、「こんな私が生かされてる」のです。こんな私が生かされてるということを知ることが、Yu(ユー)を知ることなのです。Yu(ユー)のかぎりなく優しさが分かるということなのです。
自力で知るというのは、我の世界です。ある日、「ふと、分からせてもらえる。知らせてもらえる」というのがYu(ユー)の世界です。
「では、トレーニングは不必要ではないか。寝て待っておれば良いのではないか」と思われるでしょうが、これが違うのです。懸命にトレーニングをしていかなくては、自力の限界など分かるはずがありません。寝ていては、「我のまま人間」になるだけです。
トレーニングして、トレーニングして、やっと駄目な自分が分かります。トレーニングすら、徹底できない自分が分かります。泣くような思いでトレーニングして、初めて、「ふと、分かる」、つまり「分からせてもらえる」瞬間が来ます。
本当に不思議ですが、ある日、突然ふと来るのです。でも、すぐに分かったような気持ちになりますので、また分からなくなります。人間というのは、すぐに傲慢になるのですね。「我増強人間」や「我のまま人間」になってしまいます。
それでまた分からなくなり、苦しみながらトレーニングをしていくと、また「ふと、分からせてもらえる」のです。
「分からせてもらえる」というのは、自分の中から来ることではなく、外から来ます。Yu(ユー)からやって来るのです。
ですから、私にできることは、懸命にトレーニングをすること、なかなかトレーニングできない駄目な私なのですが、それでもひたすらトレーニングすること、そして、「ふと」という瞬間が来ること待つことです。
「ふと、分からしてもらい」、また分からなくなり、また「ふと、分からしてもらう」、この繰り返しです。そして、この繰り返しをしていくと、だんだんとYu(ユー)を感じる瞬間が多くなります。長くなります。
繰り返して申しますが、「駄目な私。にもかかわらず生かされてる。何ということか!」、これがYu(ユー)が分かるということなのです。くれぐれも、「我増強人間」、「我のまま人間」に落ちないようにお願いいたします。
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