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タイトルこんな国に誰がした!
記事No153
投稿日: 2011/05/10(Tue) 20:57
投稿者sasada
新聞に「21世紀に希望のもてない日本の中高生が6割に」という以下のような記事がでていました。

[日本の中高生の6割は21世紀に希望を持てず、人生目標も、地位や名誉、社会貢献より「楽しんで生きること」を一番に考えている――。

そんな結果が、財団法人日本青少年研究所などが実施した調査でわかった。同研究所は「今さえよければという現在享楽型の日本の若者の姿が浮き彫りになった」としている。

調査は昨年7月、日本(東京)、韓国(ソウル)、米国(ニューヨーク)、フランス(パリ)の4カ国の中学2年と高校2年の男女、各国約1000人に実施した。

「21世紀は人類にとって希望に満ちた社会になるか」という問いに、日本は62%が「そう思わない」と答え、米では86%、韓国は71%、仏は64%が「そう思う」と答えた。

また、21世紀に「社会で努力すれば成功のチャンスはあるか」という問いには「思わない」が30%、「将来の私は今より立派になっているか」という問いにも36%が「そう思わない」と答え、ほかの3カ国に比べ最も否定の回答が多かった。

これに対し、人生目標を尋ねた項目では「人生を楽しんで生きる」がトップの62%。韓国(35%)、仏(6%)、米(4%)とは大きな差が出た。

米でトップ(41%)だった「高い社会的地位や名誉を得る」は、日本ではわずか2%。仏でトップ(32%)だった「円満な家庭を築きあげる」も17%だった。(07:02) ]

というものです。

人間の子供は、白紙で生まれてきます。子供は、親や大人からしか学ぶことはできません。子供は、親や大人の反映です。こんな国にしたのは、言うまでもなく、現在の親であり大人です。

この子供たちが、希望を持てる国にすることが、本当の構造改革です。この構造改革を成し遂げなければ、日本は滅びます。

ただし、歴史的に見れば、現在はルネッサンス文明の崩壊期です。諸外国も同じ土俵の上です。程度の差があるだけです。「日本の崩壊は、世界で一番早い。」と、常に言ってきたことが、現実のものになりつつあるだけです。

Yu(ユー)なくして、新しい文明は造れません。21世紀が、自由・平等・優しさを実現した人類の開花か、あるいは「我」の時代に落ちて滅亡するかは、ひとえに私たち自身にかかっています。

私たちにできることをしましょう。それは、「自分自身が、Yu(ユー)の人になること」です。

ささやかな行動のように見えても、自分を救い世界も救う最も効果的な方法です。私たちには方法があるのです。自分も世界も救いましょう。