このように見てくると、
「人間関係のストレス」も、「自由な時代になったのに、束縛が多く自分を生きれない」のも、「スリムがアイデンティティー」なのも時代の問題です。

  過食症の根本的な原因として、「社会適応しようとする自分」と「自分を生きたい自分」との葛藤という現代人の新しいストレスー新型ストレスーがあるのではないかと思います。

  ストレス一杯のこの社会の中で、自分自身の中でも、葛藤するストレスをかかえていれば、解消法は、やはり食べることになるでしょう。どうしても過食に走らざるを得ないでしょう。

  しかし、過食により体重が増えれば、人の目が気になります。自分の価値が下がったように感じます。現代人にとって、自分の存在価値は、なによりも大事なものですから、自分の価値を自覚するために、スリムでなければなりません。拒食が必要です。

  しかし、拒食すれば猛然と食欲は高まります。食べれば自分の価値を喪失します。過食と拒食の葛藤です。現代社会の中で、過食と拒食の繰り返しは当然のことかもしれません。

  では、その解決方法です。本当の解決法とは、何でしょうか。生きている充実感を高めて、「自分も周りも幸せになれる生き方」を獲得することではないでしょうか。
                                                

  もし、あなたが、「自分も周りも幸せになれる生き方」をしたいという気持ちを、自分の中に発見できれば、それはもうすごく嬉しいことです。

  そのための方法が、
新型ストレスを解決するための新しい心身医学(ISS)の理解と実感です

  過食と拒食で苦しむ日々を送るより、「新しい生き方」に
出発されませんか。

 
                                                

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