講義集
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タイトル 優しさを否定する言葉に負けないで下さい
投稿日: 2017/09/11(Mon) 17:36
投稿者sasada

「優しさでは生きていけませんよ。強くならないといけません!」という人は多いです。そのような言葉に決して負けないで下さい。

 ふとした優しさは、不思議です。不安も不満も傷ついた自分も消えます。過去がなくなり、生き生きと生きている自分を感じます。不思議な優しさに満たされます。愛や存在価値を人からもらう必要がなくなり、笑顔を見るのが嬉しい自分だけになります。自分の持てる能力を活かして、社会の分業に参加するだけです。してあげたい自分だけです。

 強くなるとは、戦って勝つことです。K(人に自分の存在価値を認めさせようとする自分、ブライドの自分)です。Kで本当に強く生きていけるでしょうか。Kは必ず、Kの不安を伴います。常に勝ち続けることは不可能だからです。自滅のシナリオです。
なぜ、自分も人も不幸にすることを勧めるのでしょうか。

 第一に、親が子供を心配して言う場合があります。競争社会で生きていくためには、強く生きなければと思って言います。しかし、新型ストレスで苦しむ子供には、逆効果になり追い詰めることになることを知らなければならない時代です。

 第二には、Kの人です。Kは、人よりも常に優位に立っていなければなりません。優しさだけでは駄目だよというのは、親切のように見えても、人を否定して、優越感を得る方法になっています。

 第三に、確かに優しさだけでは、競争社会で生きていけません。それは確かです。しかし、優しさと、生かされてる医学的事実があれば大丈夫です。

 優しさが好きな人であれば、自分のための優しさもありますが、見返りを期待しないふとした優しさも持っています。

 人間は、大きな生命の世界の中で、医学的に生かされて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在であり、人間の価値は生かされてる医学的事実から来ることを理解できれば、ふとした優しさを生きることが出来るようになります。自由自在の生き方、無尽蔵の生き方ができるようになります。

 「優しさでは生きていけないですよ。」というKの言葉に決して負けないで下さい。Kに未来はありません。優しさには、自分も大事な人も世界も幸せにできる素晴らしい、嬉しい未来が開けています。


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