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タイトルふとした優しさを、生かされてる医学的事実で育てよう
記事No15
投稿日: 2017/09/12(Tue) 12:41
投稿者sasada
優しさは素晴らしいものです。ただ、その優しさの多くは自分のための優しさです。それを見ると喜べません。自信も持てません。

しかし、その中に、ほんの少しですが、自分のためではない優しさがあります。ふとしたもので、すぐに消えてしまうようなものですが、それを、ふとした優しさの自分(Y)と呼んでいます。

ふとした優しさは、本当に不思議な優しさです。それを感じた時、不安も不満も傷ついた自分も消えます。過去の自分、セルフイメージ、性格が消えています。しかも、生き生きとした自分を感じます。勇気もでます。物事も解決できます。

勿論それは、残念なことに、ふとでしかありません。どうすれば、ふとした優しさを育てられるのでしょうか。

それが、生かされてる医学的事実です。人間は、大きな生命の世界の中で、医学的に生かされて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在です。人間の本当の価値は、生かされてる医学的事実から来きます。社会的存在価値は、衣食住と身の安全を得るためのもので、人間の本当の価値を決めるものではありません。

社会的存在価値を本当の存在価値だと思いこんでいるかぎり、競争社会から自由になれません。ふとした優しさも、普通の優しさも、競争社会を生きるためには役に立たないものとして捨てられます。
優しさが好きで、優しさを生きていきたいと思っても、優しく生きることはできません。

しかし、それでは、自分も、子供たちも壊れていきます。折角、優しさが好きなのですから、優しさを生きましょう。それには、普通の優しさから、ふとした優しさを分離することと、人間の存在価値は生かされてる医学的事実から来ることを理解すれば良いのです。
自由自在、無尽蔵の楽しくて嬉しい生き方が開けてきます。