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タイトル生かされてる医学的事実の風景
記事No14
投稿日: 2017/09/12(Tue) 10:22
投稿者sasada
心臓は1日に10万回動いています。1回といえども、自分で動かしていません。太陽も、酸素も、水も自分で作っていません。私たちは、医学的、科学的に、生かされて生きています。素晴らしい法則と美しい調和と優しい世界です。道徳でも価値観でもなく、純粋な事実です。差別は人間が作ったものです。

世界と私達の身体については、科学と医学の方法により、科学的、医学的事実として知ります。素晴らしい法則と美しい調和でできています。一個の細胞も作っていません。一回も心臓を動かしていません。太陽も酸素も水も作っていません。私達は、身体と地球と宇宙の3つの調和によって生かされています。

高性能の顕微鏡を自由に使えるようになったのは、1800年の中頃以降です。私たちが60兆個の細胞からできている事実を知ったのは、最近の150年間です。60兆個の細胞の素晴らしい法則と美しい調和で生かされている医学的事実を見つめていくと、私という存在の不思議さと素晴らしさを感じます。

腎臓には100万個の濾過装置があり、1本の腎動脈が100万本に分かれてその中に入り血液を濾過します。その後100万本の血管が濾過した尿を再吸収し、1本の腎静脈となって帰ってきます。左右の腎臓で1日に180リットル濾過し、178リットル再吸収し、2リットルが尿になります。凄いです。

お母さんのお腹の中で、1個の受精卵が2個になり4個になり、遂には赤ちゃんとなり、おぎゃーと生まれ、ハイハイするようになり、喋るようになる。当たり前のように思っていますが、絶対に当たり前ではありません。偶然ではできません。完璧です。完璧で不思議な世界です。その中で生かされています。

一匹の蚊を殺すことは簡単ですが、殺した蚊を生きかえさせることは、全世界の医者と、全世界の富を投入しても不可能です。命とは、それほど摩訶不思議なものであり、完璧です。偶然でできることではありません。生かされてる医学的事実の世界は、素晴らしくて、とっても不思議です。

私達は60兆個の細胞で生きています。数えるとしたら、どのぐらいの時間がかかるのでしょう? 顕微鏡を見ながら、頭の先から1秒間に5個づつ数えます。食べないで寝ないで数えたとして、100年を4千回かかります。しかも1個の細胞は小宇宙です。素晴らしい法則と美しい調和で生かされています。

私達は、1個の受精卵から60兆個の細胞になり生きています。1個も自分で増やしていません。心臓は10日に10万回動いています。1回も動かしていません。太陽も酸素も水も造っていません。しかし、自分で生きていると思い込んでいます。100%の妄想です。「自分で生きてる病」と呼んでいます。

私達は60兆個の細胞でできています。素晴らしい法則と美しい調和で生かされています。人間が作った差別ばかりの価値観や、競争社会の生き方では到底理解できません。私達は大きな生命の世界の中では、かけがえのない大切な存在です。これが本当の存在価値です。傷ついたり苦しむ必要などないのです。

私達は60兆個の細胞でできていますが、1個の細胞も自分で増やしていません。心臓も1日に10万回動いていますが、1回も動かしていません。太陽も酸素も水も作っていません。しかも無償で命をもらっています。しかも無条件です。感謝をしなくて心臓は動き太陽は昇ります。限りなく優しい世界です。

最近の150年間で、私達は大きな生命の世界の中で医学的に生かされていることを知りました。身体と地球と宇宙の素晴らしい法則と美しい調和と限りない優しさで生かされています。私達の価値は圧倒的です。K(自分の存在価値を認めさせようとする自分、プライドの自分)は貧弱です。もう必要ありません。

私達は大きな生命の世界の中で、素晴らしい存在として生かされています。これを医学的事実として知ったのは、やっと最近の150年間のことです。宗教でも道徳でもありません。誰でもが自分で見て確かめることができる事実です。この事実が、私達を社会的存在価値の呪縛から開放し、喜べる人生を与えてくれます。

心臓を1回も動かしたことがありません。太陽も酸素も水も自分で作っていません。それなのに自分で生きていると思っています。大きな生命の世界から遠く離され、社会的存在価値しかありません。孤立と孤独と死の不安に支配され、比較と競争で苦しんでいます。早く生かされてる医学的事実を学びましょう。

生かされてる医学的事実は、最近150年間の医学の進歩によって知ることができるようになりました。「人間は大きな生命の世界の中で、医学的に素晴らしい法則と美しい調和で生かされていて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在」であることが、誰にでも理解できるようになりました。

「一番大事なものを、無条件でくれる人がいたら、その人は君達を嫌っているのかな? 愛しているのかな?」、大昔小学生に講義したことがありました。「一番大事な命をくれている大きな生命の世界は、君達を愛しているのかな?」。後で「今日の講義はちょっと面白かったよ。」と彼らは言っていました。