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タイトル 「自分で生きてる病」の恐ろしさを理解してください
投稿日: 2017/12/05(Tue) 19:12
投稿者sasada

「自分で生きてる病」の恐ろしさを理解してください。自分で生きていると思いこんでいますから、大きな生命の世界によって生かされていることが分かりません。

愛と存在価値とご飯を社会から得るしかありません。比較と競争と弱肉強食の社会で、それらを得ることは無理です。得られたとしても一時的であり、条件付きです。失う不安に常にさいなまされます。不安と不満と傷つく自分になっていきます。

なによりも「自分で生きてる病」は事実ではありません。「自分で生きているのか、生かされて生きているのか、事実はどちらですか?」、それだけのことです。現実を変える必要も、実害もありません。

特に、子供のことで心配されているお父さん、お母さんには是非この問を繰り返していただきたいと思います。「自分で生きてる病」の人には、社会しかありません。社会で愛と存在価値とご飯を得るためには、生存競争しなければなりません。

社会適応することですから、自分を生きたい自分を抑えなければなりません。自分を生きたい自分は窒息します。窒息は嫌です。でも、社会適応もしなければなりません。しかも社会適応は競争ですから、勝ち続けることはできません。この終わることのない葛藤の中で、徐々に生命力と充実感を失い、自分を生きることも社会適応もできない諦めの状態に落ちていきます。新型ストレスの第3の自分の状態です。

親が「自分で生きてる病」であれば、子供も「自分で生きてる病」にならざるを得ません。親も子も不幸に追い込んでいきます。

そして、なによりも「自分で生きてる病」は事実ではないのです。「自分で生きているのか、生かされて生きているのか、事実はどちらですか?」、繰り返し問い続けてください。繰り返し続けていくと、不思議な事に雰囲気が変わってきます。なんとなく安心感が感じられてきます。

さらに続けていくと、ふとした喜びや優しさも感じられてきます。なんとなく現実も変わってきます。簡単なことのようですが、これは人生の根本の問題だからです。


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