タイトル | : 「自分で生きてる病」は身体の病気にも多大な影響を及ぼす |
投稿日 | : 2017/12/05(Tue) 19:10 |
投稿者 | : sasada |
「自分で生きてる病」は、心の問題と思っておられると思いますが、そうではありません。身体の病気にも多大なる影響を及ぼしています。
高血圧、糖尿病、がん、心筋梗塞、脳卒中などは生活習慣病です。発病するかどうかは、「遺伝因子+環境因子」で決まります。遺伝などの身体的素因が原因ですが、環境が良好であれば発症しません。環境の最大のものは生活習慣で、悪化する原因はストレスです。
例えば、「糖尿病は、身体の病気ですか、心の病気ですか?」と聞かれれば、当然、身体の病気です。しかし、肥満型の糖尿病は、減量すれば殆どが正常化します。治療はまずは減量です。
では肥満の原因は何でしょう。それはストレスです。ストレスの発散のために過食やお酒を必要としています。また、ストレスのために無気力になり運動もできなくなっています。心の解決が必要です。治療の面から見れば、肥満型の糖尿病は心身症なのです。
では、そのストレスの原因は何でしょうか。大きなストレス、小さなストレスと沢山ありますが、その根底には、不安な自分、不満な自分、傷つく自分がいます。なぜそうなったのでしょう。
殆どの人は、自分で生きていると思い込んでいますから、大きな生命の世界の中で、素晴らしい法則と美しい調和によって生かされていることを知ることはできません。大きな生命の世界と切り離されて、生きる場は人間の社会しかありません。社会は比較と競争であり、そこで愛と存在価値とご飯を得なければなりません。絶え間のないストレスです。
この延々と続くストレスが、心だけではなく身体も悪化させ、さらに自分だけではなく子供たちにも影響を及ぼすことを考えると、「自分で生きてる病」はやはり深刻です。
一時しのぎ程度のストレスの解消法はたくさんありますし、あまり深刻に考えたくない人も多いです。確かに、深刻に考えれば余計ストレスになりますから、まあまあで良いかもしれません。
ただ、「それでは嫌だ、心も身体も、自分も子供たちもすっきりと喜んで生きたい。」という人がおられれば、「自分で生きてる病」を理解して、根本解決へと進みましょう。
生かされてる医学的事実の理解と、現代人の心の分析法 ( 性格分析、新型ストレス、本心の分析 ) とゼロ体験 ( 頭をカラッポにする丹田呼吸法とファースティング ) があれば、誰だって喜んで生きれます。